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教育学科「日本語文法」の授業~情報の扱い方

2024年12月26日 14:35

教育学科1年の科目「日本語文法」の授業では、日本語の文法を中心に、学習指導要領国語の〔知識・技能〕の指導事項について学んでいます。

12月17日の授業では、中学校第1学年(2)イの指導事項である「比較や分類、関連付けなどの情報の整理の仕方、引用の仕方や出典の示し方について理解を深め、それらを使うこと」の資質・能力を育成する言語活動として「親和図」を用いたブレーンストーミングを取り上げ、「『国語』の学習に大切なこと」をテーマとして取り組みました。

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「親和図」を用いた情報の整理やブレーンストーミングは企業や教職員の会議・研修に広く取り入れられており、中学校国語の教科書にも紹介されています。

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教育学科の1年生は「親和図」を初めて体験する学生がほとんでしたが、「それぞれのユニークな発想や意見に目を向けることができた」、「授業の中でなかなか自分の考えを言うことができない子どももいるが、『親和図』を使うと一人一人の発言の場が作られる点がとても素晴らしいと感じた」、「体を動かし、実際に紙の上でやることで、ICT機器でやるより意識的に学べると思った」といった振り返りが出され、「実際に教員になった時に様々な活動でこれらを活用していきたい」という声が多くあがりました。

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現行の学習指導要領では情報活用能力を、言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けています。「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業作りに向けて、引き続き学んでいきます。

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教育学科

三藤  敏樹 教授

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