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子ども学科ゼミ活動紹介「石川県珠洲市 被災地訪問&親子向けワークショップ」

2024年12月26日 13:21

子ども学科村上ゼミでは、1130日-12月1日(1泊2日)に、石川県珠洲市にて、被災地訪問と親子向けワークショップを行いました。

 1日目は、石川県能登半島地震の復興支援ガイドツアー「リブート珠洲」へ参加し、珠洲市宝立町(ほうりゅうまち)を見学しました。宝立町は海沿いに位置しているため、地震だけでなく、津波の影響も受けた地域です。建物の解体工事が進んでいる地域がある一方、まだ震災当時のままの姿が残っている地域もあり、震災の影響の大きさを実感しました。解体率は、珠洲市内は比較的進んでおり、約40%になっています。また、宝立町にあるつばき保育園の加藤園長に、被災当時の状況とともに現在の状況についても伺いました。保育者としてどのように防災に取り組んだらよいかについて、実際にお話を聞いて考える機会となりました。

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2日目は、宝立町にある本町ステーションにて、親子向けワークショップを開催しました。クリスマスに近いということで、「スノードーム作り」と、「ソルトペイント」を用いて製作を行いました。スノードームは「作って楽しんで、見て癒されるように」という願いを込めて企画しました。

震災後は、親子で一緒に製作ができる機会や、子どもが遊べる場所がなかったようです。

参加された方からは、「親子で一緒に製作ができる機会があって良かった」「子どもたちが持ち帰ったスノードームを振って楽しんでいる」というお声をいただきました。

この機会は、学生にとっても子ども、親子と関わることができる貴重な機会となっています。

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今回のワークショップは、クラウドファンディングにて資金を集めた企画になります。学生だけでなく、本企画に賛同していただき支援していただいた方々の「被災地の子どもたちの力になりたい」という思いも詰まった企画になりました。

クラウドファンディングHP(現在は募集を終了しています)

202412268.jpgこの2日間を通じて、学生は自分の目で見ることの大切さを実感しました。また、ハード面だけでなく、これからは長いスパンで心のケアも必要であると感じる機会となりました。本プロジェクトは、引き続き行っていく計画です。次回は1月25日-26日を予定しています。珠洲市で出会った親子にまた会えると、学生は今から楽しみにしています。

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子ども学科

村上 博文 准教授

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