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子ども学科授業紹介「保育内容総論」

2024年2月19日 00:01

子ども学科1年生の「保育内容総論」の授業(126日)の授業では、イタリア幼児教育実践家である石井希代子さんを授業ゲストにお招きし、「子どもたちの表現礎財」というテーマにてお話をしていただきました。大学における学び(理論)と実習(実践)をつなぐ、その中間として授業ゲストを招いて実践的な話を聞きながら、保育について学ぶ機会を積極的に設けています。

授業の前半では、多様な素材と出会い、対話し、表現することを通して、子どもたちは「自分」という存在を見つめ、生きていくための力を自ら育んでいくことを、石井さんが強調されていました。また後半では、石井さんが集められた魅力的な素材が机上に並べられました。洋服の切れ端(レースの布)、時計会社からいただいた針の部品、ボタンをくり抜いた後の穴の空いた台紙など、ワクワクする素材がたくさんありました。石井さんは、このような素材を「基礎の財産」という意味を込めて『礎財』と表現されています。礎財(素材)を実際に手に取った学生たちは、子どもに戻ったような気持ちになって、じっくりと見つめたり、どんな感触か確かめたり、これは何に使われていたものだろうと想像をふくらませたりしていました。本授業を通じて、身近なものが子どもにとって魅力的な表現素材になることを学び、表現について再考する機会になりました。

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村上 博文 准教授

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