家族・地域支援学科

子どもと家族、地域をつなげる、福祉・支援のプロになる

家族・地域支援学科では、子どもを取り巻く環境と社会福祉に関する理解を深め、子どもと家族と地域全体に生じる社会問題を適切に理解し、地域の資源を存分に活用しながら地域住民と協働し、困難な状況にある子どもと子どもを取り巻く人々全体を支援できる資質・能力を身につけていきます。

家族・地域支援学科の特徴

Feature 01

社会福祉を学ぶ

一人ひとりが尊厳を持って生きられるように、社会福祉の歴史や制度、新しい支援の仕組みづくりなど、福祉の理論やあり方について考えていきます。

Feature 02

福祉と教育の両面からの支援を学ぶ

ヤングケアラーが抱える困難など、子どもをめぐる問題が複雑化する現代。学校·家庭·地域など、幅広い視点で捉えながら、スクールソーシャルワーカーとして福祉と教育の両面での支援方法を考えます。

Feature 03

対人援助の知識・技術を学ぶ

困難を抱えた人をサポートするための、ソーシャルワークとケアワークを理論的、実践的に学習。2つを並行して学ぶことで、より幅広い知識·技術を身につけます。

Feature 04

地域支援の方法を学ぶ

生活の基盤である地域社会の現状や課題について考察。多様な地域支援の方法を学びながら、すべての人が生き生きと暮らせる地域づくりを目指します。新たにDGX科目を加えて環境面での地域貢献に取り組みます。

4年間の学びの流れ

1年次

人間理解と人を支える福祉の基本を学ぶ。

2年次

福祉的支援のための知識と技術を学ぶ。

3年次

家族や地域生活支援のあり方を考える。

4年次

家族と地域をめぐる問題への理解を深める。

家族・地域支援学科が
めざす人材像

家族や地域の支え合う関係が希薄になりつつある現在、人びとの生活基盤である地域社会の現状を知り、地域が抱える問題や課題について理解を深め、皆が生き生きと暮らせる社会・地域づくりに貢献できる人材の育成をめざしています。
卒業後の進路としては、主に社会福祉施設や病院への就職が大半を占めていますが、公務員として福祉職や心理職に就く卒業生も毎年一定数おり、福祉の現場からは高い評価を受けています。