『「語る子ども」としてのヤングアダルト:現代日本児童文学におけるヤングアダルト文学のもつ可能性』風間書房、2023(単著)
『現代日本子ども読書史図鑑』柊風舎、2023(共著)
「ポストヒューマンな子どもの翻訳的エージェンシー」『子ども学』第13号、2025(単著)
「「透きとおった糸」のなす歓待の要求:1990年代的YA文学としての『透きとおった糸をのばして』」『白百合女子大学児童文化研究センター研究論文集』第27号、2024(単著)
日本児童文学学会、絵本学会、日本教育学会、日本保育学会、表象文化論学会、お茶の水地理学会、日本児童文学者協会
お茶の水女子大学文教育学部人文科学科
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー社会科学専攻
白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻
修士(人文科学)、博士(文学)
子ども文化論、現代子ども学、子ども社会学、国際社会と保育
日本の現代児童文学が、子どもの力をどのように描いてきたか・描き得るかに関心があります。これまでとくに、ティーンエイジャーに焦点をあてるヤングアダルト文学を対象に、子どもであることと大人になることの間で起こる、力の獲得の問題を考えてきました。最近はさらに、文学や年齢という枠を取りはらった形で、子どもが文化的存在である・になるとはどういうことかをよく考えます。子どもとはどういう存在かを問うことで、人間とはどういう存在かを考え直す感覚が、研究関心の核にあると思います。
進路選択やゼミ選択の時、自分の関心を問われ、悩むことが多いと思います。私自身、自分の関心をどう表したらいいか、どの専門に進めばいいかがわからず、常に不安でした。実際に専門領域も転々としてきましたが、一見すると子どもとは無関係な経験や学びも無駄ではなく、むしろ現在の自分を支えてくれていると、最近よく実感します。子どもに関係しているか否かにかかわらず、ぜひ自分の関心を大切に、おおいに悩み、探って、自分を育てていってください。


