日本古典文学(キーワード:仏教、漢文化、国語科指導法) )
『『源氏物語』の仏教的変容 中世王朝物語『雲隠六帖』試論』三弥井書店、2023年(単著)
「光源氏の望郷 須磨巻における漢詩世界」『古代文学研究 第二次』33、2024年10月
「おくのほそ道を読む:中学3年生の国語科教材として」『川村学園女子大学紀要』36、2025年
中古文学会、日本文学協会、古代文学研究会(第二次)
名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻日本文学講座
博士(文学)
教養基礎演習AB、教養発展演習AB、現代ヒューマニズム論、ヒューマニズム論発展、漢文学、言語と文化、日本文化論
高校時代に好きだった『源氏物語』を深く学びたくて、大学に進学しました。大学時代は、自分を見つめ直す機会も多く、『源氏物語』の登場人物の、さまざまな悩みをかかえながは生きる姿に共感し、その死生観・宗教観を研究することにしました。そのことは、自分自身の心のありようを追究することでもあり、今もそのときの考えが生きる支えの一部になっているように思います。 学生には、「自らの関心事を大切にし、とことん追究すること」を勧めています。また、日本古典文学の理解を深めるため、ゼミでは京都な実地踏査を実施したこともあります。古典文学を好きになれらような授業のありかたを学生のみなさんと探求したいと思います。
大学は、自分の好きなことをとことん追究できる場所です。世間体とか社会的価値観に囚われず、「これが好き」という気持ちをぜひ大切にしてほしいと思います。
私は日本古典文学に表れたさまざまな死生観や宗教観について考えることが好きですが、同時に、人々の生活や風俗にも興味があります。それらの研究は、結局のところ「人の心」や「時代の価値観」を追究することに繋がっています。 たとえば、人を愛するとはどういうことなのか、人は神仏とどのように関わってきたのか、生きること・死ぬこととは? 、ジェンダーとは何か? など、さまざまなテーマについて、過去の時代の文学に親しむことで、現代とは全く異なる心のありようや価値観を知ることができます。そこで得た「知」は、何かに悩み、迷いを抱えたとき、みなさんの選択肢を広げてくれるでしょう。
古文が苦手でも気にすることはありません。研究者や小説家による現代語訳がすでにたくさん世に出ています。それらを通して古典文学に親しんでみませんか。