白梅学園大学では、2024年度 学科再編により教育学科が設置され、１年生で「学校フィールドワーク」を開講しています。
１年生の後期に実施する「学校フィールドワーク」では、小学校の「教育現場での活動」と「大学での学び」を連携させ、「教育現場での活動」と「大学での学び」の往還により、理論だけでなく実践も含め、総合的な力を身に付けた人材の育成を目指しています。

５月22日に、「学校フィールドワーク」の実施に向けての第１回目のオリエンテーションが開催されました。

前半は教職教育・研究センターの三藤教授によるワークショップで、「フィールドワーク」について学んだ上で、「学校フィールドワーク」の白梅のディプロマ・ポリシーにおける位置付けを確認し、小学校という「現場」での活動のイメージや期待と不安についてグループディスカッションを行いました。また、昨年度活動した小学校の校長先生・副校長先生からいただいた多くの助言に接し、後期の活動に向けての見通しを持つことができました。

後半は森教授による講義で、「学校フィールドワーク―」を実施する上で留意したいことについて、法令や服務について説明を受けました。また、それを受けて「学生として心がけなければならないこと」についてグループで考え、全グループの考えを共有して、学校という「現場」で子どもたちや先生方と共に学ぶための心構えを持つ機会としました。

今年度の「学校フィールドワーク」は昨年度の小平教育委員会に加えて国分寺市教育委員会とも連携協定を締結し、小平市・国分寺市の小学校で展開します。小平市教育委員会及び国分寺市教育委員会、市立小学校、白梅学園大学が連携を図り、次世代の教員を育成していきたいと考えています。

教育学科

三藤 敏樹 教授

森 清隆 教授