牧野ゼミナールでは「子どもの抱える問題」をテーマにして学習を進めると同時に、実践にも取り組んでおります。今年度もNPO法人修復的対話フォーラムと連携し、青梅市立新町中学校での対話プログラム（修復的対話講習会）に協力しました。対話プログラムは修復的対話（Restorative Justice）の理念と方法を基にしており、学校ではいじめ防止につながるだけでなく、人間関係づくり、自己表現の向上や他者理解を促進させる効果もあります。
　こちらの対話プログラムに協力するにあたり、ゼミナールで練習や質問の検討を重ねております。そして子どもたちが安心して対話ができるように準備をして臨みました。当日は少し緊張したものの、子どもたちは自分の気持ちも話すことができ、また友達の話にも耳を傾けながら対話を重ねる場を提供できました。アンケートでも「他人の知らない一面を知ることができた」「自分の話を聞いてもらえて嬉しかった」「また対話プログラムをしてみたい」と好意的な意見もたくさんいただけました。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。

※加工した写真については青梅市立新町中学校の許可を得ております。

子ども学科（共学）

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牧野 晶哲 准教授

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