今年度子ども学部(共学)に新設された「子ども心理学科」では、3年次にゼミナールが開講されます。そのうちの一つ杉山ゼミナールでは、「演劇ワークショップ」の実践を通して、参加する子どもひとりひとりの個性をいかしながら、グループとして相乗効果のある子ども支援の方法を考えていきます。また、小平市から療育委託事業を受けて、遊びを通じた発達支援もしています。
昨年度は、子ども学科杉山ゼミナール3年生が演劇ワークショップ「春のお花見大作戦!おべんとうをもってさあいこう!」の実践をしました。「春のお花見大作戦」というタイトルで、子どもたちと一緒に、お弁当ゲームをしたり、玉拾いゲームをしたり、オリジナル扇子を作ったりと、参加をすることでストーリーが完結していくワークショップをしました。最後は、手作りの大きな桜の花を咲かせることができました。
杉山ゼミナールでは、障がいのある子どもを対象としながらも、障がいがあってもなくても楽しめるワークショップの実践をしています。将来の子ども心理学科の学生にも、子育て支援センターで活躍できる実践力を期待しています。