白梅学園大学
白梅学園短期大学
イベント・トピックス
2023年10月16日 16:40
2024年4月より子ども学部(共学)に新設される「教育学科」の新入生は、入学後すぐの1年前期に須川先生が担当する「教育原理」を受講します。「教育原理」というと、実際にどういった内容を扱う科目なのか、イメージしづらいところもあるかと思います。この授業では、“当たり前を疑う”ことをモットーに、「なぜ教育を受けなければならないのか」「学校はいつ誕生したのか」「現代の教育問題はどうすれば解消されるのか」といった疑問を、哲学的・歴史的な観点から学んでいきます。皆さんは、これまで何年にもわたって学校教育を受けてきました。その意味では、経験的に教育について語ることができるわけですが、実際、教育について深く考えてみると、数多くの不思議さが付きまとっていることに気づきます。授業では、“教育”という営みの奥深さや不思議さを、皆さんと一緒に考えていければと思っています。
また、教育学科のカリキュラムの中には、大学の特色の一つである「ゼミナール」が多数用意されます。そのうちの一つに「国語や文学」をテーマにゼミ活動を行う鬼頭ゼミがあります。鬼頭ゼミでは、昨年度冬に、子ども学部の学生とゼミ合宿として鎌倉へ行き、この地で作品を著した文人の足跡をたどりました。写真は、鎌倉文学館が修繕のため4年間の休館に入る直前にその建物をバックに撮った集合写真です。皆さんも大学生の間に、子どもにとって、また自分にとって、かけがえのない小説/物語を是非、見つけて欲しいと思います。