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〈子ども学科〉市川奈緒子准教授 執筆『発達障害の子を育てる親の気持ちと向き合う』が刊行されました。

2017年5月15日 10:57

『発達障害の子を育てる親の気持ちと向き合う』 金子書房 2017年1月

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本の概要

発達障害を持つ子どもを育てる保護者の気持ちに寄り添い、将来を見据えながら、どのように支援していくかを考える本です。乳幼児期から、その時期ごとに保護者は新たな不安を抱え、社会の壁に当たります。そうした保護者との向き合い方を、当事者を含めたさまざまな立場の人間が語っています。


目次(一部)

○発達障害の子を持つ保護者保護者のためにできること

○保護者がわが子の「特性」に気づくとき-健診から療育へ

○地域の小児科診療室で出会う親子の姿から

○保育園・子育て支援センター・発達支援センターでの保護者とのかかわり

○親の会による保護者同士のサポートの実際

○「ことばの教室」通級児の保護者と共に

○精神科の診療室でできること-児童期の子を持つ親の支えとなるために

○思春期の子どもたちの周りのおとなたちへ

○特別支援学校から-小・中学校において必要な支援とは

○障害のある子の将来を見据えた生活設計のために

など


共著者より一言

子どもに発達障害があると言われた、または発達障害があるのではないかと不安になった保護者に、私たちはいったい何ができるのでしょうか。そのことは、私市川にとって、永遠の課題の1つです。保護者がひとりではないと感じられること、そして、支えられながら前を向くこと、将来に希望が持てること…そんな支援ができたら、と思いながら書かせていただきました。皆様とともに、今後とも考えていきたいと思います。


  (中川信子編著 金子書房、2017年1月発行、1300円+税)

市川奈緒子准教授 

子ども学科 

金子書房

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