白梅学園大学

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〈子ども学科〉専門ゼミナールを紹介します。

2015年11月23日 00:00

―子どもと自然科学との関わりを考える- 中林俊明ゼミナール

 中林ゼミナールでは,自然・科学と子どもの関わりについて,科学を文化的にみた側面の議論や,自然そのものの理解を深めるための研究を行っています。科学の文化論では,村上陽一郎著『新しい科学論「事実」は理論をたおせるか』をもとに,各自レポートを作成し,人間にとって科学とは何なのかをじっくりと話し合っています。

 また,科学と子どもをつなぐ教材開発も進められ,カリウムみょうばんの巨大結晶の作成に取り組んでいる学生もいます(写真1)。自然巡検は,自然そのものに関して実感を伴った理解を目的として実施しています。今年は,北海道洞爺湖有珠山ジオパークにて昭和新山の調査をしました。洞爺湖有珠火山マイスターを講師に招き,本来,山への立ち入りは禁止されている保護地域に,特別な許可を得て入山・登頂し,探究活動を進めました(写真2)

 

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 (写真1)

教材開発 カリウムみょうばんの巨大結晶の作成

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  (写真2)

北海道・昭和新山での火山活動理解のための地学巡検

 

 

子ども学科

中林俊明 准教授

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