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特別支援学校での教育実習に向けて~模擬授業を通して授業力の向上を目指す

2025年6月 4日 14:10

今年度、白梅学園大学では11名の学生が9月から1月にかけて東京都・神奈川県の特別支援学校で教育実習を行います。
教育実習に参加する学生は「特別支援学校教育実習事前・事後指導」の授業で、特別支援学校の先生のお話を伺ったり、すでに特別支援学校に勤務している卒業生と交流したりしながら、実際の学校について理解を深める学修を行っています。
また、全員が模擬授業を行い、相互評価のディスカッションや大学教員の指導助言を通して、実践的な授業力の基礎を身に付けるようにしています。
今年度は4月末に2回にわたって全員が模擬授業を行いました。

センターにて.png

今回の模擬授業では、特別支援学校小学部4年生・5年生を対象とした国語・算数の授業を行いました。
あらかじめ設定された児童の状況を踏まえて知的障害や肢体不自由がある児童の学びを支援する授業づくりを考えました。
教材の作成には教職教育・研究センターを活用し、数の概念の理解をサポートする教材づくりにも取り組みました。

教材づくり.png

実際の模擬授業は、2つのグループに分かれ、2日間にわたって行いました。実習中に行う研究授業を想定して作成した学習指導案をもとに、1人の学生につき、その中の20分程度を取り上げて授業を実践してみました。実際に授業を行ってみると、作成した教材の提示や児童生徒への発問をおこなうタイミングが、想像以上に難しいことに気づきます。

模擬授業1.png

それぞれの模擬授業が終了した後には、教員や他の学生からコメントとアドバイスがあり、授業実践を進める上での各自の課題がより明確になっていきます。
明確になった課題をもとに、実習中には、より良い授業ができるよう、教材の改善などに意気込む様子も見られました。

模擬授業2.png

今回の模擬授業では、一人一人の個性や特性をしっかり見つめ、どのようなサポートをすれば良いかを常に考え、授業改善に取り組み続けることの大切さを改めて認識し、教育実習に向けての意識を高める機会となりました。

堀江 まゆみ 教授

橋本 陽介 准教授

三藤 敏樹 教授

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