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〈大学院〉無藤隆特任教授 共著『絵本の魅力その編集・実践・研究』が刊行されました。

2017年5月16日 10:38

『絵本の魅力その編集・実践・研究』 フレーベル館 2017年3月

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本の概要

子どもにとっての絵本の魅力とは何か。その家庭や園での読み聞かせのあり方や、絵本自体の構造について、絵本とその読み聞かせ実践の研究者と出版社の編集者が協力して、絵本がなぜこれほどまでに普及し、乳幼児とその親子や園の保育にとって必須になったのかを、様々なタイプの優れた絵本に即して検討する。物語絵本や図鑑、おもちゃとしての絵本やキャラクター絵本・知識絵本、さらに挿絵入りの物語本までを論じる。


目次(一部)

○絵本というメディア

○命名ゲームとしての絵本

○ページを超えてつながる絵本

○物語絵本の始まり

○物語絵本の成立へ

○物語と図鑑の結びつき

○物語としての絵本の完成

○キャラクターとしての絵本

○言葉遊びとしての絵本

○知識絵本

○絵本が「本」となるとき

○園における集団での読み聞かせ

○絵本ゼミナール

○子どもにとって絵本とは何か


著者より一言

絵本はたくさんの魅力があり、いろいろな角度から検討されてきています。日本では、大部分の家庭で特に幼児期には親が子どもに絵本を毎日のように読み、また園でも集団としての読み聞かせを毎日のようにしています。それに応じて、古典的名作とともに、日々、新たな絵本が出版されているのです。それだけ絵本は魅力的で謎に満ちています。その解明の一助のために、あえてたくさんの研究がある中で本書を刊行することとしたのです。


 

 (野口隆子・木村美幸共著 フレーベル館、2017年3月発行、6000円+税)

大学院 無藤隆特任教授 

フレーベル館

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