白梅学園大学
白梅学園短期大学
お知らせ
2016年9月22日 10:21
8月29日(月)、本学子ども学部子ども学科4名の学生がFC東京が主催する「デフサッカークリニック」にボランティアと して参加しました。今回のクリニックはFC東京が取り組む「グラスルーツ活動」の一環でタイのろう学校の生徒、日本のろう学校の生徒、FC東京サッカースクールの小学生の子どもたちが参加し行われました。
当日はFC 東京のコーチのアドバイスのもと、耳の聞こえない子どもたちやスクール生のサポートをさせていただきました。サッカー後はバーベキューのお手伝いなど、国際交流を深めました。学生たちも海外と日本の手話の違い、コミュニケーションの取り方、文化の違いなど新たな発見もあり、保育・幼児教育、特別支援教育、 社会福祉・介護福祉を専門に学ぶ学生たちにとって、とても良い学びの機会となりました。
参加学生コメント
M.Iさん
耳の不自由な子達と関わることは初めてだったので良い経験になりました。私は手話ができないので初めはどうなるのかと思っていましたが、ジェスチャーで伝わる部分が多々あったので良かったと思うと同時になるほどと感じました。しかし、私からの話は伝えることができても子どもたちからの発信(手話や会話)を理解するのには難しさがありました。サッカーを通して、国際交流、障がいの壁を越えての交流ができ良かったです。自分自身も楽しむことができ良い経験になりました。
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S.Sさん
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M.Iさん
最初はスクールの小学生との距離の縮め方もわからず、また聾の子どもと関わることが初めてで、手話も出来ない自分に何ができるのだろうと不安でいっぱいでした。しかし、サッカーを一緒にすることでその距離は自然に縮まり、言葉がなくてもお互いの思いが伝え合えていることに気づきました。スポーツを通じて国も障害も超えた関わりができたことは私にとってとても貴重で特別な経験となりました。参加者とのかかわりの中で私が一番印象に残ったことは、タイの聾の子どもたちがとても正義感が強く優しかったことです。サッカーやバーベキューを通して、年下の子の面倒を積極的に見たり、わからないことにどんどん質問したり、聾の障害があるとは思えないほどでした。それと比べると日本の子どもたちはどこか消極的なように感じました。それは日本の障害者と健常者がまだまだ対等ではない考え方が子どもたちをもそう思わせているのではないかと思いました。このような貴重な体験は子どもたち以上に大人にとっても大切な体験であったと思います。これからもFC東京さんにはこのような機会を設けていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。
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サッカー後はバーベキューを楽しみました。
とてもよい機会となりました。