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第9回 白梅子ども学講座のご案内(1月10日最終回)

2015年12月15日 11:28

第9回 白梅子ども学講座

「保育を」支える・「保育で」支える~保育ソーシャルワークの可能性~をテーマにした第9回白梅子ども学講座の5回目(最終回)が1月10日にあります。

 12月4日、社会保障審議会児童部会保育専門委員会において、保育所保育指針の改訂が議論されました。委員長は本学学長の汐見稔幸です。その中で、各委員から、保育の現場にソーシャルワーク的視点の導入の必要性を訴える意見が相次いだそうです(12月14日福祉新聞記事より)。

 子ども、保護者、家族を支援する立場の保育園は、その家族の背景や現在陥っている困難に近づき、保育園以外の機能を持つさまざまな専門機関と連携することが求められます。その中で、保育園と保育士は何をどこまで担うのか、保育の視点以外にどのような視点を持つことが、支援の幅を広げるために必要なのか、ソーシャルワークの専門家・専門機関とはどのように連携していくのか…課題はたくさんありますが、一方可能性も大いに広がります。

 今年の白梅子ども学講座は、「保育ソーシャルワークの可能性」と副題でうたっていますが、保育ソーシャルワークの可能性は保育の可能性でもあります。今できる保育から何を次に考えていくのか、生み出すのか…難しい話は1つもありません。最終回1月10日は、参加者全員でこの「可能性」について考えたいと思っています。みなさまのご参加、そしてご意見をお待ちしています。

 子ども学科 市川奈緒子

子ども学講座のお申込み・詳細はこちらをご覧ください。

・保育所保育指針の改定へ 「現場にソーシャルワークの視点を」の声(12月14日福祉新聞)

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/11439

・第9回 白梅子ども学講座(第1回~第3回を行いました。)

http://daigaku.shiraume.ac.jp/university/teachingstaff/faculty-001568.php

市川 奈緒子准教授

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