子ども学部（共学）子ども学科では毎年3・4年生合同でソーシャルワーク実習報告会を行なっております。報告者は2月にソーシャルワーク実習を実施した4年生です。児童・障害・高齢・行政・医療・地域などの広い領域にわたる機関や施設で多くの経験と学びの機会をいただきました。中でもソーシャルワークの価値から考える福祉政策のあり方、支援機関や施設の現状、利用者への支援方法の検討、そしてソーシャルワーカーの役割について経験したことを学生が報告してくれました。4年生はもとより3年生からも多くの質問が上がりました。

4年生にとっては自分の実習の振り返りや点検の機会になるだけでなく、お互いの学びを共有化できる【相互学習の機会】になります。また3年生にとっては4年生の実習報告を直接聞くことでソーシャルワーク実習を具体的に想起できる機会にもなるし、事前に学習すべき内容や実習で得られる経験を知る【交流学習の機会】にもなります。

この実習報告会を通して、学生が実習指導者や専門職はもとより、利用者の方々から多くの学びを得ていることが実感できます。そしてソーシャルワーカーとしての階段を一歩ずつ登っていることを頼もしく感じる瞬間でもあります。

子ども学科（共学）

５/26（日）　オープンキャンパス

牧野 晶哲 准教授