2024年4月より子ども学部（共学）に新設される「教育学科」では、３・４年次に「専門ゼミナール」が開講されます。その中の橋本ゼミナール（現在は発達臨床学科で開講）では「障害を持つ子どもの特性と支援環境」をテーマに、ゼミ活動を進めています。3年前期は、支援環境づくりの実践として、地域の小学生が、障害の有無にかかわらず参加可能なインクルーシブ・キャンプ(通称：あいあいキャンプ)の開催に向けた準備を進めていきます。このゼミナールを選択したゼミ生は、8月のキャンプ本番に向け、4月から現地での事前トレーニングやプログラムの構成、しおり作りなどに取り組んでいきます。
2023年のあいあいキャンプでは、スポーツ大会やキャンプファイヤー、すいか割り、野外炊飯を実施しました。盛りだくさんのプログラムを通して、参加した小学生に、最高の夏休みを届けることができたのではないかと思います。
橋本ゼミナールを選択する将来のゼミ生の皆さんには、子どもたちと一緒に生活する経験を通して、自身に必要な知識や技術、そして卒業論文のテーマを、自らの力で発見してほしいと思っています。