短期大学保育科では、8つの「保育ゼミナール」共同開催でわらべうた研究の第一人者である尾原昭夫(おばらあきお)先生にご登壇いただき授業をしていただきました。尾原先生の主な著書として、『日本のわらべうた室内遊戯歌編』『日本のわらべうた戸外遊戯歌編』『宮沢賢治の音楽風景―音楽心象の土壌ー』『日本子守歌集成』『こまった時はわらべうたうれしい時もわらべうた』があります。『徒然草』や『狂言歌謡』のなかにわらべうたをみることができるなど、わらべうたの歴史的視点もお伺いしながら、なつかしく心温まる旋律に、学生も身体と心でわらべうたを楽しみました。1932年生まれとは思えない元気ではつらつとうたわれる姿に、学生や教員も元気をいただき、わらべうたの楽しさを学ばせて頂きました。