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12月13日に、第8回 白梅子ども学講座「育てることの哲学」の第2回目を行いました。

2014年12月16日 10:40

第8回 白梅子ども学講座「育てることの哲学」

第2回 「被虐待児と家族の支援から見えてくる、子育てで大切にしたいこと」報告

 

12月13日(土)今年度の白梅子ども学講座の2回目、「被虐待児と家族の支援から見えてくる、子育てで大切にしたいこと」が、東大和市のハミングホールでおこなわれました。

講師は、子どもの虹情報研修センターの増沢高先生です。最初に、日本の虐待の現状について、その要因を分析しながら基本から丁寧にお話くださり、虐待が子どもに何を残すのかを平易なことばで、事例を交えながら説明してくださいました。それを踏まえて、子どもの育ちにとって、もっとも大切なことは何か、私たちおとな、地域、社会それぞれに何ができるのかを、会場の参加者のみなさんへの熱い呼びかけとしてお話いただきました。 

先生のお話に登場する子どもたちの人生は、半端ではない苦難に満ちています。しかし、その子どもたちも回復するのだということばに力づけられました。

 

20141213kodomogakukouza3.jpg                ▲子どもの虹情報研修センターの増沢高先生

 

 

後半は、本学学長の汐見稔幸先生との対談の中で、保育者・支援者として、子どもの育ちをどのように大切にしていくのか、保護者支援はどのようにあるべきかについて、実際的具体的に語っていただきました。

すべての子どもにとって、安心できる環境を提供できる安心できるおとなであること、つねに子どもの立場に立って、子どもの目線で状況を見ること、そのためには状況のアセスメントが大切であることを、深い深いレベルで学べた講座でした。

 

20141213kodomogakukouza4.jpg                ▲増沢高先生(中)、汐見稔幸先生(右)、市川奈緒子(左)

 

参加者の方がた、ありがとうございました。次回の子ども学講座にもご参加ください。

次回は1月10日(土)「『自分を育てる子どもたち』~モンテッソーリ教育に学ぶ人間発達の法則~」です。講師は国際モンテッソーリ協会の深津高子先生です。

                                     子ども学講座担当 市川奈緒子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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