白梅学園大学

メニュー

白梅学園大学

平成26年度 白梅学園大学 教員免許状更新講習 受講者募集要項(終了しました)

2014年3月26日 15:37

白梅学園大学では、下記のとおり教員免許状更新講習として、小学校教員・幼稚園教員免許状更新講習を開設いたします。

免許状更新講習は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身につけることで教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指し、実施されます。

 

1 受講資格

 

  以下の(1)又は(2)に該当する年齢の方。
  なお、本学の講習は、小学校または幼稚園の教諭の方を対象としています。
 
(1)平成27年3月31日時点で次の年齢となる方

修了確認期限:平成27年3月31日

満年齢

生年月日

満55歳

昭和34年4月2日~昭和35年4月1日

満45歳

昭和44年4月2日~昭和45年4月1日

満35歳

昭和54年4月2日~昭和55年4月1日

 

(2)平成28年3月31日時点で次の年齢となる方

修了確認期限:平成28年3月31日

満年齢

生年月日

満55歳

昭和35年4月2日~昭和36年4月1日

満45歳

昭和45年4月2日~昭和46年4月1日

満35歳

昭和55年4月2日~昭和56年4月1日

 

※上記(1)又は(2)も含め、対象とならない場合もあるため、受講対象者に該当するかどうかについては、各自の責任において、文部科学省、都道府県の教育委員会のホームページ等でご確認ください。

 

※ 教員免許状の修了確認期限は、文部科学省ホームページでご確認ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/003/index.htm

 

※ 免許状更新講習の免除対象者は、文部科学省ホームページでご確認ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/08051422/005.htm

 

※ その他 東京都教育委員会ホームページをご参考ください。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/menkyo/koshin_seido.htm

 

2 講習の概要

小学校教員免許状

・必修講習「教育の最新事情(小学校)」(12時間)

日付科目名内容担当講師時間数

8/18

小免必修①

教職、及び小学校内外での連携協力に関する理解

佐藤 正志

8/19

小免必修②

教育政策の動向、及び子どもの変化に関する理解

無藤 隆

 

小学校教育の最新事情を講じます。社会的要請の強い小学校教員に求められる教育的愛情・倫理観等を論じます。また、学校基本調査等の統計資料 や、改訂された小学校学習指導要領に基づき、最新の小学校界の動向と課題、学校内外での連携協力のための方策を論じます。さらに、最新の発達心理学研究の 成果に基づき、子どもの変化と発達課題を整理し、適切な指導法を講じます。

 

・選択講習「活用力を育成する小学校教育の充実」(18時間)
最新の教科指導の方法を講じます。具体的には、改訂「学習指導要領」の基本的考え方のひとつである基礎的・基本的な知識・技能の習得を重視した上で、それらの知識・技能を活用する学習活動の充実を図る指導の要点を論じます。
特に、思考力・判断力、そしてあらゆる学習の基盤となる言語の能力について、一教科の指導にとどまらず、教科全体を通して重視すべき指導法について 講義と演習を併用しながら学びます。

日付科目名内容担当講師時間数

8/20

小免選択①

子どもとの関係創りと学級経営(学級崩壊の克服、問題を持っている子への指導)

増田 修治

思考力・活用力を育む新しい理科授業

中林 俊明

8/21

小免選択②

学級における特別支援教育(障害のある児童一人ひとりの教育的ニーズに応えるための教育的支援)

堀江まゆみ

言語力の育成と国語科教育

増田 修治

8/22

小免選択③

子どもとのよりよい関係を築くための
コミュニケーションスキル

成田 弘子

思考力・判断力・表現力を育てる社会科の学習

佐藤 正志

(小学校教員免許状 選択科目の詳細)


「子どもとの関係創りと学級経営」

  1. 『学級崩壊』の具体的事例をもとに、どのようにアプローチするのかを演習形式でいくつかのグループにわけて考えあい、これからの方向性をさぐっていくようにする。
  2. 「いじめ」「スクールカースト」「体罰」の問題を取り上げ、どのようにして学級を創っていくことが大切なのかを、受講生で考えあう。
  3. 現代の子どもは、どの子も寂しさを抱えて生きていると言って良い。そうした寂しさにどう気付くか、どのように共感していくかを考え合いたい。そして、2学期の学級づくりに活かせると同時に、2学期を期待を持って迎えられるような学びとしていきたい。


「学級における特別支援教育」

  1. 通常学級や特別支援学級に通う特別な教育ニーズのある子どもたちの発達理解を深める。特に、学習障害やADHD等の子どもたちへの教育的支援や学級の 中での配慮を考えていく。教師や保護者向けに研究された「発達理解ツール」についても紹介するので、実際に受講生が担当している子どもたちを取り上げなが ら演習形式で理解の実際を行う。
  2. 障害のある児童一人ひとりの教育的ニーズに応えるための教育方法について、各地の実践レポートを受講生で読みあい学んでいきたい。最近取り上げられて きた「自閉症や学習障害に対するわかりやすい情報提供」の研究成果や、SST、自己認識の育ち、自己学習能力の育ちに対するアプローチなど新しい教育支援 の視点についても取り上げる。
  3. 2時間目で取り上げた内容について、実際の指導案や教材研究としてさらに深める。 特に、受講生の担当する子どもに合わせた教材として考えるとどのような工夫が求められるかなど、それぞれの実践とむすびつけて役立てるようにしたい。

「子どもとのよりよい関係を築くためのコミュニケーションスキル」

  1. 学級の中では、毎日いろいろな問題が起こり、教師は対応しているが、その過程で子どもとの信頼関係を築いているだろうか。よくありがちな現場での解決方法をグループワークで見つめ直し、「より良い関係づくりとは」について考え合う。
  2. 前時の話し合いもとに、実践の場に生かすための具体的なコミュニケーションの取り方を、①聞き方 ②気持ちの伝え方 ③声のかけ方 の段階をロールプ レーをし、「言われたときに、どのように感じるか」を実際に経験しながら、コミュニケーションスキルを身に付け、実際に使いこなせる力をつけてほしいと 願っている。

幼稚園教員免許状

・必修講習「教育の最新事情(幼稚園)」(12時間)

日付科目名内容担当講師時間数

8/18

幼免必修①

教育政策の動向、及び幼稚園内外での連携協力に関する理解

師岡 章

8/19

幼免必修②

教職、及び子どもの変化に関する理解

汐見 稔幸

 

幼稚園教育の最新事情を講じます。具体的には、幼稚園教員に求められる使命感・倫理観を教育人間学の成果に基づいて論じます。また、改訂された 幼稚園教育要領に基づき、最新の幼稚園界の動向と課題、園内外での連携協力のための方策を論じます。さらに、最新の発達心理学研究の成果に基づき、子ども の変化と発達課題を整理し、適切な援助法を講じます。

 

・選択講習「子どもや社会の変化に応じた幼稚園教育の充実」(18時間)
表現の活動の指導法、及び幼児の理解の方法と対応について、講義と演習を併用しながら学びます。
具体的には、「幼稚園教育要領」の改訂の趣旨のひとつであった、子どもの変化に応じた幼稚園教育の充実に向け、幼稚園教員が取得すべき実践的な知識と方法を講じます。
特に、表現活動の指導法については、身体表現と造形表現を取り上げ、領域「表現」の趣旨理解や指導上の留意点を学びます。また幼児理解の方法と対応につい ては、特別支援教育の推進を踏まえ、集団的な対応が難しい子どもも含めた広い意味での「障がいのある」幼児の発達を理解する視点と対応法を学びます。

 

日付科目名内容担当講師時間数

8/20
8/21

幼免選択①

幼児期の身体表現

若松美恵子

8/20
8/21

幼免選択②

幼児期の表現(主に造形)

花原 幹夫

8/22

幼免選択③

気になる子(発達障がい児)の理解と対応

小松 歩

幼免選択①②は、本学でクラス分けを行い、2クラスで開講します。詳しくは受講案内をご参照ください。

 

3 会場

 

白梅学園大学
東京都小平市小川町1-830
西武国分寺線「鷹の台」駅下車 徒歩約15分
西武バス 武蔵野美術大学行き「国分寺駅北入口」→「白梅学園前」下車
※本学にお越しの際は、公共交通機関をご利用ください。
 なお、身体に障害のある方等、受講上特別な配慮を要する方につきましては、あらかじめご相談ください。

 

4 申込方法等

①募集受付期間及び申込方法

4月16日(水)~4月30日(水)16時必着分
別紙申込書に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送にてお申込みください。
定員を超えた場合、申込期間終了後に抽選をいたします。
先着順ではございませんので、受付期間より前に届いた受講申込書は無効といたします。
予約申込書の到着有無はお電話にてお問い合わせ下さい。
申込期間内に定員に達しない場合は、募集を継続いたします。

白梅学園大学 教育・福祉研究センター 教員免許状更新講習係
〒187-8570
東京都小平市小川町1-830
TEL 042-346-5639
FAX 042-346-5652

②申込結果

抽選結果は5月上旬より順次ご連絡いたします。
受講内定者の方に、必要な書類をお送りいたします。
・平成26年度 白梅学園大学免許状更新講習受講申請手続きについて
・受講申込書
・振込用紙
・事前調査用紙
受講決定の際には、所属長等により受講対象者であることの証明を受けていただきます。

【注意】
郵便事情やFAXの不具合等で、こちらに到着しない場合の責任は負いかねます。
抽選結果に関する質問にはお答えいたしません。

③受講料

小学校教員免許状・幼稚園教員免許状(必修・選択)30,000円

【注意】
必ず支払期間内に納付してください。
支払期間に受講料を納付されない場合は申込を辞退されたものと判断し、取り消しといたします。

④受講料の返還について

お申し込み後にやむを得ない事情により受講を取り消す場合は、早急に電話にてご連絡をお願いいたします。
受講者の都合による辞退が可能な期限は、8月15日(金)の午後4時までです。午後4時以降に辞退された場合は、受講料の返還はいたしません。
返還にかかる手数料を差し引いた金額をお返しいたします。
なお、台風等の災害の発生その他の不測の事態により、本学の事由で開講を中止した場合、納入した受講料の全額を返還いたします。

 

5 受講準備

 

講習で使用する教材等を受講生自身が準備をしなければいけない場合があります。本学から送られてくる書類で、必ず事前に確認をしてください。

 

6 受講当日

 

  1. 受講確認証
  2. 写真付身分証明書(運転免許証、パスポート等)
  3. テキスト、筆記用具
  4. その他、必要なもの

受講期間中は、毎朝、本人確認の為に受付にて受講確認証と身分証明書の提示をお願いいたします。
講習後に、受講者事後評価(アンケート)を行います。教育職員免許法等に定める更新講習開設大学においては、講習終了後に、講習の内容・方法、最新の知 識・技能の修得の成果及び運営面について、受講者を対象とした事後評価アンケートを実施することが義務づけられています。教員免許状更新講習の時間数が法 定されておりますので、講習時間終了後に実施となり8月19日と22日は終了時間が遅くなりますが、どうぞご協力ください。

受講期間中は、夏季休暇中の為保健センターは閉室しています。各自、服装・水分補給など暑さ対策をして受講してください。
学生食堂および売店は営業しておりません。各自昼食をご持参ください。
キャンパス内は全面禁煙です。ご協力をお願いいたします。

【注意】

遅刻・欠席・早退・一時退席等の取り扱い
①遅刻・欠席・早退・一時退席等は、原則として認められませんのでご注意ください。この場合は、受講料の返還はできません。なお、公共交通機関の遅延等やむを得ない事由による場合は、個別にお申し出ください。
②遅刻等をした場合、教員免許状更新講習の時間数が法定されており、定められた受講時間数が確保できないため、講習の一部を受講しても履修認定はできません。

 

7 履修認定

 

履修認定は、各講習の最終時に筆記・実技等の試験による成績審査に合格したものに対して行います。
合格した受講者には、履修(修了)証明書を9月末日に郵送いたします。

 

8 講習修了後の手続き

 

免許状を更新する為には、免許状更新講習を受講後、免許管理者(注1)による「更新講習修了確認」を受ける必要があります。
各自、申請期限(注2)までに申請を行うようにお願いいたします。

期限までに必要な申請を行わなかった場合、免許状更新講習を受講し終えていたとしても、有する免許状が失効します。
(※免許更新の具体的な流れは文部科学省のホームページをご参照ください)

(注1)免許管理者とは、現職教員の方は勤務校の所在する都道府県教育委員会、その他の方は居住する都道府県教育委員会のことです。

(注2)都道府県の教育委員会における更新事務作業は2ヶ月程度の期間が必要となります。以下の期日までに手続きを済ませてください。
  ・修了確認期限が平成27年3月31日の方 → 平成27年1月31日
  ・修了確認期限が平成28年3月31日の方 → 平成28年1月31日

 

9 その他

 

受講申込後、住所、連絡先等に変更がある場合は速やかに更新講習担当までご連絡ください。
応募書類により取得する個人情報は、白梅学園大学教員免許状更新講習実施のために使用し、それ以外の目的には一切使用いたしません。

【問合せ先】

白梅学園大学 教育・福祉研究センター 教員免許状更新講習係
〒187-8570
東京都小平市小川町1-830
TEL 042-346-5639
FAX 042-346-5652
MAIL center@shiraume.ac.jp

ページの先頭に戻る