◆授業科目の目的◆ 子どもの発達を「音を介した表現」の観点から捉え、子ども理解を深めながら、子どもの経験や様々な表現活動と音楽表現とを結びつける具体的展開のための知識、技術、判断力を習得する。
さらに、創造性を豊かにするための環境構成と保育の展開についても理解する。
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◆授業科目の到達目標◆ 子どもの音楽的発達について理解する。
子どもの表現と文化、表現とイメージ・創造性等の関係についての考えを深める。
音楽劇の発表を通して、多様な表現方法を習得する。
音楽劇の指導・援助の方法について理解し、保育者に求められる実践的な力を習得する。
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◆授業の概要(テーマ)◆ 音楽劇の創作と発表を見据えながら、子どもの「音を介した表現」の育ち、それを支える保育者の役割と必要とされる力等について考えていきます。
音楽劇は、保育実践の場も意識しながら、計画、創作していきます。
ピアノ等の経験は問いません。実際に動き、聴き、他者とかかわる中でつくっていきましょう。
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◆授業計画と授業内容◆
1. |
オリエンテーション |
2. |
「音を介した表現」の観察と事例分析 |
3. |
「子どもの歌」を考える |
4. |
音楽劇の鑑賞 |
5. |
音楽劇の創作を中心とした活動を計画しよう |
6. |
音楽劇の台本づくり |
7. |
「音楽づくり」を考える |
8. |
場面ごとの音楽づくり(1) |
9. |
場面ごとの音楽づくり(2) |
10. |
場面ごとの音楽づくり(3) |
11. |
場面ごとの動きづくり |
12. |
場面ごとの衣装・小道具づくり |
13. |
発表会に向けて |
14. |
発表会 |
15. |
発表会を振り返って |
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準備学習のアドバイス |
事前学習として、様々な音楽に親しんでおいてください。
事後学習として、行事における音楽表現の在り方を多様な角度から検討してみてください。 |
成績評価方法と評価基準 |
毎時間の取り組み(発表会を含む)と提出物、レポート等で評価。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。 |
連絡先(メールアドレス) |
E210研究室 s-nagai@shiraume.ac.jp |
関連科目 |
「保育内容演習 表現」「音楽I」「音楽II」 |
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