白梅学園短期大学・白梅学園大学 授業概要(シラバス)2013
サブタイトル ピアノ 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽I 小西千鶴・関裕子・平さわ・冨士素子・舛本清美・松本宏子・野村真理子 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
身近な自然環境やモノの音や音色、人の声や楽器等に親しむ経験を通し、子どもの発達と「音を介した表現」に関する基礎的な知識と技術を習得する。
さらに、表現にかかわる教材等を活用し、子どもの遊びを豊かに展開するための技術を習得する。

◆授業科目の到達目標◆
ピアノに関する技術を習得する。
「音を介した表現」を豊かに展開するために必要な知識と技術を習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
「音楽I」90分間の授業の内、45分間を「ピアノ」の学習とする。
ピアノの技能は、初学者、経験者によって差がみられるため、個別指導を基本とする。指導の際には、IからVIまでのグレードに分け、各学生の能力に応じた指導を行っている。そのため、授業内容は各学生によって多少異なるが、以下に標準的な授業計画を示す。

◆授業計画と授業内容◆
1. オリエンテーション 16. イ短調の音階とカデンツ
2. 右手ト音記号の練習 17. ヘ長調の音階とカデンツ
3. 左手へ音記号の練習 18. 持続音の練習
4. 八分音符の練習 19. ニ短調音階とカデンツ
5. タイと付点4分音符 20. 変ロ長調音階とカデンツ
6. スタッカートの練習 21. ト短調音階とカデンツ
7. 三連音符の練習 22. 変ホ長調音階とカデンツ
8. 指をくぐらせる練習 23. 半音階、《ワルツ》
9. ハ長調音階とカデンツ 24. いろいろな調の練習
10. ト長調音階とカデンツ 25. アルペッジョの練習曲
11. ニ長調音階とカデンツ 26. 《おべんとう》伴奏法
12. イ長調音階とカデンツ 27. 後期実技試験課題曲の指導(1)
13. 前期実技試験 28. 後期実技試験課題曲の指導(2)
14. 前期のまとめ(1) 29. 後期実技試験
15. 前期のまとめ(2) 30. 「園の一日」伴奏法、後期のまとめ

準備学習のアドバイス 事前学習として、簡単な楽譜に親しんでおいてください。
事後学習としては、2年次の「音楽II」において弾き歌いを学習します。そのため、1年次の春休みには、幼児曲の伴奏の課題を数曲課しますので、練習しておいてください。
成績評価方法と評価基準 毎時間の取り組みと音楽実技試験で評価。IIIグレード以上修了すること。単位取得に必要な出席時数は、授業時数の3分の2以上。素点50点満点(30点以上合格)。基礎理論・声楽の素点と合計し評価。
テキスト 鷲見五郎『やさしくたのしいピアノメソード改訂版』共同音楽出版社。
秋山治子『子どものうた楽譜集』小学館。『バイエルピアノ教則本』。
連絡先(メールアドレス) E210研究室 s-nagai@shiraume.ac.jp
関連科目 「音楽II」「保育内容演習 表現」