白梅学園短期大学・白梅学園大学 授業概要(シラバス)2013
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 保育の心理学演習 市川 奈緒子 後期 演習
◆授業科目の目的◆
発達心理学や教育心理学の理論や知見を、保育実践にどのように生かすのかを学びながら、理論と実践をみずからつなげる力を育成する。
◆授業科目の到達目標◆
発達心理学・教育心理学の基本的な知識と概念が実際の子どもの姿とどのように結び付くのかを学ぶ
実際の子どもの姿から、子どものからだと心を読み解く力を養成する
保育の中で出会う「特別な支援を必要とする子ども」の実際と支援について学ぶ
保育の現場で出会う家族に対する支援について学ぶ

◆授業の概要(テーマ)◆
発達心理学と教育心理学の理論・知見を土台に、保育実践の中で子どもをどのように理解していくかを演習形式で学ぶ。実際の子どもの映像を使いながら、子どもの行動の背景にある気持ちや発達的な特徴について仮説を立てていく。また、支援を必要とする子どもや家族の実際を学び、保育者・保育園としてどのような支援ができるのかについてグループ討議を交えながら学ぶ。
◆授業計画と授業内容◆
1. 保育の心理学の目的と方法論について
2. 発達心理学・教育心理学の理論と子どもの姿:0歳児の発達を学ぶ~愛着の発達を中心に
3. 発達心理学・教育心理学の概念と子どもの姿:1歳児の発達を学ぶ~ことば・コミュニケーションの発達を中心に
4. 発達心理学・教育心理学の概念と子どもの姿:2歳児の発達を学ぶ~遊びの発達を中心に
5. 発達心理学・教育心理学の概念と子どもの姿:3歳児の発達を学ぶ~自己の発達を中心に
6. 発達心理学・教育心理学の概念と子どもの姿:4,5歳児の仲間関係の発達について学ぶ
7. 特別な支援を必要とする子どもと家族の支援について学ぶ
8. まとめレポートの作成
 
 
 
 
 
 
 

準備学習のアドバイス 「発達心理学」「教育心理学」を現場でどのように生かし、実践につなげていくのかを学ぶ講義です。発達心理学と教育心理学の知識に関しては「理解しているもの」として授業をおこないますので、基本的な知識の復習と理解は必須です。
成績評価方法と評価基準 平常点(30点)とまとめレポート(教場試験 70点)の総合点で評価する
テキスト 「保育の心理学ⅠⅡ」 本郷一夫編著 建帛社
連絡先(メールアドレス) n.ichikawa@shiraume.ac.jp
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