◆授業科目の目的◆
質的研究方法やフィールドにおける研究方法について、質的研究の意義、研究の構想、データ収集、データの整理・分析などの基本を理解することを目的とする。
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◆授業科目の到達目標◆
質的研究方法の意義を理解する。 質的研究方法の具体的な方法を理解する。 研究方法の基本を学び、卒業論文の作成に生かせるようにする。
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◆授業の概要(テーマ)◆
授業は、2回目からは、2つのグループに分かれて行い、2名の教員が担当する。尾久は、インタビューによる質的研究法(グラウンデッドセオリー)、佐久間は観察法を担当する。 可能な限り、実際にデータをとり、分析し、論文形式にまとめるところまで行う。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | オリエンテーションおよび質的研究概論 |
2. | グラウンデッドセオリー(1)研究目的の明確化 |
3. | グラウンデッドセオリー(2)研究計画書の作成 |
4. | グラウンデッドセオリー(3)データ収集 |
5. | グラウンデッドセオリー(4)コード化・分析 |
6. | グラウンデッドセオリー(5)結果のまとめ・発表 |
7. | 事例研究 |
8. | バイオグラフィー、エスノグラフィー、現象学的方法など |
9. | 観察法とは |
10. | ビデオによる観察の実施 |
11. | ビデオの分析(1) |
12. | ビデオの分析(2) |
13. | ビデオ分析結果の考察 |
14. | ビデオ分析結果の発表 |
15. | ビデオ分析結果に基づくレポート作成 |
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準備学習のアドバイス |
質的研究法に関する入門書が多数出ており、授業中に適宜紹介するので、読んでおくこと。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席状況およびレポートをあわせて総合的に評価する。 |