◆授業科目の目的◆
非行問題へのアプローチについて、多様な立場や視点からの理解と対応があることを学ぶ。学習を通して、非行などの青少年問題を個人の思い込みや印象にとらわれず、客観的、実証的な態度で理解・対応する態度の育成を図る。
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◆授業科目の到達目標◆
非行の現状や実態について理解する。 非行のリスク要因や非行理論など非行理解のための基本的考え方を修得する。 非行問題への効果的な対処(非行少年に向き合う際の基本的態度、少年事件への法的対応、関係者・機関が連携した非行防止活動など)について学ぶ。
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◆授業の概要(テーマ)◆
非行の現状や実態、特質(非行集団、女子非行、凶悪・粗暴犯罪など)について学ぶ。非行のリスク要因や非行の理論など、非行を理解するための基本的考え方を学ぶ。非行への法的対応や関係者・機関の連携のあり方、非行少年に向き合う際の基本的態度など、効果的な対処について学ぶ。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 非行の定義と動向 |
2. | リスク要因(1) |
3. | リスク要因(2) |
4. | 非行の理論(1) |
5. | 非行の理論(2) |
6. | 非行集団 |
7. | 女子非行 |
8. | 凶悪・粗暴非行 |
9. | 被害から加害への転化 |
10. | 少年事件の法的手続き |
11. | 非行少年の処遇 |
12. | 非行防止活動 |
13. | 非行少年の理解と対応(1) |
14. | 非行少年の理解と対応(2) |
15. | 試験 |
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準備学習のアドバイス |
事前学習として、教科書の該当する部分に目を通しておきましょう。事後学習として、教科書、ノート、資料の復習や興味関心のあることについて調べるとより理解に役立つと思います。 |
成績評価方法と評価基準 |
試験と平常点を合わせて評価します。 |
テキスト |
「少年非行の行動科学」 小林寿一 編著 北大路書房 |