◆授業科目の目的◆
その人らしさを特徴づける性格とは、どのようなものなのか、何に影響を受けて形成されるのか等を知るために、性格といくつかの要因との関連をみる。性格心理学の成立および定義を学び、諸理論を学習する。さらにいくつかの測定方法などを学び、性格心理学への興味を深める。
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◆授業科目の到達目標◆
①性格心理学の諸理論を知る。 ②性格を規定すると考えられているさまざまな要因を知る。 ③性格の測定方法を理解する。 ④性格について理解することにより、自分や他者を理解することにつなげることができる。
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◆授業の概要(テーマ)◆
発達や社会や歴史といった側面から性格をみる。諸理論を学習し、文化的、環境的要因との関連もみることで、性格の心理について幅広く学んでいく。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | ガイダンス 性格の心理とは |
2. | 性格の定義 |
3. | 性格の類型論について |
4. | 性格の特性論について |
5. | ビッグファイブについて |
6. | 性格と遺伝 |
7. | 性格と環境① 親子関係 友人関係 |
8. | 性格と環境② 文化 |
9. | 性格と発達 |
10. | 性格と適応 |
11. | 性格を測る① |
12. | 性格を測る② |
13. | 性格心理学の成立と展開 |
14. | まとめと補足 |
15. | 授業内テスト |
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準備学習のアドバイス |
授業の中で紹介されたテキストや配布された資料などをよく読んで、内容を理解する。 |
成績評価方法と評価基準 |
試験(60%) 小レポート(40%) |
テキスト |
教科書は使用しない。必要に応じて資料プリントを配布する。 |