◆授業科目の目的◆
知的障害児・者の障害特性および心理的特徴と病理的特徴についての基礎的な知識を学ぶ。
|
◆授業科目の到達目標◆
知的障害児の発生要因、定義、評価法、障害診断、病理・疫学等について理解を深める。また、学習、記憶、認知、思考といった心理学の基礎的な知識から理解を進め、知的障害児・者の課題についても理解を深める。
|
◆授業の概要(テーマ)◆
知的障害児・者の障害特性について、病理的特徴や診断等医学的側面からの理解、および心理的側面からの理解を進める。障害特性の理解においては事例を取り上げながら基礎と実践についても理解を深めていく。
|
◆授業計画と授業内容◆
1. | 知的障害とは-定義、診断、分類 |
2. | 知的障害のアセスメント |
3. | 知的障害の生物医学的要因 |
4. | 知的障害の病理と疫学(1)(病的遺伝子、染色体異常、胎生期の異常) |
5. | 知的障害の病理と疫学(2)(周生期の異常、後天性の異常) |
6. | 知的障害の症状と診断 |
7. | 知的障害の疾患と治療 |
8. | 知的障害の心理的障害特性(1)(知的障害の特性) |
9. | 知的障害の心理的障害特性(2)(知的障害に関連する諸障害の特性) |
10. | 知的障害と知覚、記憶 |
11. | 知的障害と言語 |
12. | 知的障害と学習 |
13. | 知的障害における療育と実践 |
14. | 知的障害における関係機関との連携 |
15. | まとめ |
|
準備学習のアドバイス |
今まで関わった子どもたちについて整理しておく。 事後学習は、専門用語などを含め、授業中に強調した内容を中心に整理しておく。 |
成績評価方法と評価基準 |
受講態度等の平常点、筆記試験などを総合的に評価する。 |