◆授業科目の目的◆
他者がいることによって受けるさまざまな影響や、他者との間に起こるさまざまな心理学的プロセスを学び、他者と自己とのかかわり、さらには集団との関係や非言語的なコミュニケーションについて理解を深めます。
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◆授業科目の到達目標◆
・他者がいることによる影響について知る。 ・自己が他者とのかかわりにおいて形成されるものであることを知る。 ・集団やコミュニケーションのさまざまな側面について知る。
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◆授業の概要(テーマ)◆
全体を前半と後半に分けます。前半では、社会心理学が成り立つために必須の「他者」と「自己」を取り上げ、他者と自己が私たちにどういう影響を及ぼしているかを考えて行きます。後半では集団とコミュニケーションのさまざまな側面について取り上げます。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 他者がいることによる効果・社会的抑制と援助行動 |
2. | 人にあたる・攻撃性 |
3. | 他者をどう見るか(1)印象形成 |
4. | 他者をどう見るか(2)原因帰属 |
5. | 自分を見つめる・自己意識 |
6. | 自分を知る・自己知覚 |
7. | 自分を見せる・自己呈示 |
8. | 前半のまとめと補足 |
9. | グループを作る・リーダーシップ |
10. | 表情を読む・ノンバーバルコミュニケーション |
11. | 人に近づく、離れる・空間行動 |
12. | 非言語的行動と嘘 |
13. | 説得誘導技法① |
14. | 説得誘導技法② |
15. | 後半のまとめと補足 |
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準備学習のアドバイス |
心理学の基礎的な概念、たとえば「オペラント条件づけ」などを応用した話が出てきますから、1年生で学んだことを復習しておいてください。 授業後は、重要なタームを整理しておくといいでしょう。 |
成績評価方法と評価基準 |
マークシート方式の試験を行い、授業に出てきた基本タームの理解ができているかどうかを見ます。 6割以上の得点を取ることが必要です。 |
テキスト |
特に指定しません。授業に必要な情報はすべてプリントの形で配付します。 |
連絡先(メールアドレス) |
研究室: F棟3階奥F303 電子メール: kurasawa@shiraume.ac.jp |