◆授業科目の目的◆
こぎつね、ちょうちょ、かえるのうた・・・皆さんがよく知っている童謡の数々ですが、元々はドイツの童謡であることをご存じでしょうか。ドイツ語の「こぎつね」は「草の実潰してお化粧したり」はしません。それでは一体どんないたずらをするのでしょうか?幼児教育や心理学の発祥地でもあり、福祉・環境・音楽の国としても知られるドイツ語圏で話されるドイツ語は、ドイツのみならず、ヨーロッパで最も多く話されている言葉の一つです。ドイツ語に親しみつつ、ドイツ文化をより身近なものとして再発見してもらうことも、この授業の大きな目標の一つです。
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◆授業科目の到達目標◆
何よりもまず「ドイツ語を使う」ということに重点を置いて授業を進めます。自分自身のことをドイツ語で伝える。自分以外の人間に関心を持ち、自分が知りたいことを尋ねる。身の回りの共通のテーマについて自分の意見を表明する。日常会話のみならず、様々な場面で応用の効く実践的なドイツ語の習得を目指します。
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◆授業の概要(テーマ)◆
ひたすら文法を学ぶという授業はせず、担当者が作成したオリジナルの教材や、Web上の様々なリソースを活用し、ドイツ語に触れる、ドイツをで表現する、ドイツ語で考える、という経験を一つ一つ重ねて行きます。履修者の要望によって内容・順序が変わることもありますが、概ね以下の要領で授業を進めます。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 前期の復習 |
2. | 夏休みの思い出を語ろう(1) |
3. | 夏休みの思い出を語ろう(2) |
4. | 夏休みの思い出を語ろう(3) |
5. | 将来の目標を語ろう(1) |
6. | 将来の目標を語ろう(2) |
7. | 将来の目標を語ろう(3) |
8. | ドイツのクリスマス(1) |
9. | ドイツのクリスマス(2) |
10. | ドイツのクリスマス(3) |
11. | 自分の大切なもの(1) |
12. | 自分の大切なもの(2) |
13. | 自分の大切なもの(3) |
14. | ドイツ人の友達を探そう |
15. | 後期のまとめ |
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準備学習のアドバイス |
最初から細かい文法や発音を気にするのではなく、ドイツ語に触れる機会を増やしながら、自分自身で文法を発見し、語彙を増やして行きましょう。慌てず、緊張せず、一言ずつ、自分の力でドイツ語の世界を広げて行くことが大切です。 |
成績評価方法と評価基準 |
期末のテストは行わず、出席状況、小テストの結果、および授業外学習の場として利用するSNSでの活動状況を見て総合的に判断します。 |
テキスト |
三瓶慎一『CDで学ぶドイツ語[改訂版]』(白水社) |
連絡先(メールアドレス) |
hamano@a3.keio.jp |