白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 独語 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 外国語IA    濱野 英巳 前期 演習
◆授業科目の目的◆
こぎつね、ちょうちょ、かえるのうた・・・皆さんがよく知っている童謡の数々ですが、元々はドイツの童謡であることをご存じでしょうか。ドイツ語の「こぎつね」は「草の実潰してお化粧したり」はしません。それでは一体どんないたずらをするのでしょうか?幼児教育や心理学の発祥地でもあり、福祉・環境・音楽の国としても知られるドイツ語圏で話されるドイツ語は、ドイツのみならず、ヨーロッパで最も多く話されている言葉の一つです。ドイツ語に親しみつつ、ドイツ文化をより身近なものとして再発見してもらうことも、この授業の大きな目標の一つです。
◆授業科目の到達目標◆
何よりもまず「ドイツ語を使う」ということに重点を置いて授業を進めます。自分自身のことをドイツ語で伝える。自分以外の人間に関心を持ち、自分が知りたいことを尋ねる。身の回りの共通のテーマについて自分の意見を述べる。日常会話のみならず、様々な場面で応用の効く実践的なドイツ語の習得を目指します。
◆授業の概要(テーマ)◆
ひたすら文法を学ぶという授業はせず、担当者が作成したオリジナルの教材や、Web上の様々なリソースを活用して、ドイツ語に触れる、ドイツで表現する、ドイツ語で考える、という経験を一つ一つ重ねて行きます。履修者の要望によって内容・順序が変わることもありますが、概ね以下の要領で授業を進めます。
◆授業計画と授業内容◆
1.日本の中のドイツ語(1)
2.日本の中のドイツ語(2)
3.ドイツ語の数字を覚えよう
4.童謡「小ぎつね」を歌ってみよう
5.自己紹介(1)
6.自己紹介(2)
7.インタビューをしてみよう(1)
8.インタビューをしてみよう(2)
9.ドイツ料理のレシピを読もう(1)
10.ドイツ料理のレシピを読もう(2)
11.ドイツ語でレシピを書こう(1)
12.ドイツ語でレシピを書こう(2)
13.私の好きなもの(1)
14.私の好きなもの(2)
15.前期のまとめ

準備学習のアドバイス 最初から細かい文法や発音を気にするのではなく、ドイツ語に触れる機会を増やしながら、自分自身で文法を発見し、語彙を増やして行きましょう。慌てず、緊張せず、一言ずつ、自分の力でドイツ語の世界を広げて行くことが大切です。
成績評価方法と評価基準 期末のテストは行わず、出席状況、小テストの結果、および授業外学習の場として利用するSNSでの活動状況を見て総合的に判断します。
テキスト 三瓶慎一『CDで学ぶドイツ語[改訂版]』(白水社)
連絡先(メールアドレス) hamano@a3.keio.jp
関連科目 http://hhamano.com