◆授業科目の目的◆
発達臨床学科における研究活動の方法論を学ぶ。特に、心理学的な方法の要点と分析方法の基礎を学ぶ。前半は、実験法、観察法、質問紙法、テスト法、面接等のそれぞれの方法論の特徴とその位置づけ、適用の仕方について学ぶ。後半は、統計法の基礎について学び、尺度水準から、相関まで理解する。
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◆授業科目の到達目標◆
本授業は、発達臨床学の方法論の入門であり、2年生以降の本格的な学習の基礎をなすものである。実験法、観察法、質問紙法、テスト法、面接法など各種の方法論の基礎を理解する。また、統計法の基礎について、尺度水準から相関まで理解できるようにする。
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◆授業の概要(テーマ)◆
前半は、心理学の方法論を中心に学ぶために、各々の方法論の特徴とその位置づけについて理解する。後半は、統計法および心理学的データ処理の基礎について学ぶ。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 心理学研究法概論(分類と位置付け) |
2. | 実験法 |
3. | 観察法 |
4. | 質問紙法 |
5. | テスト法 |
6. | 面接法 |
7. | 研究法のまとめ |
8. | 心理学で扱う数値データと計算の基礎 |
9. | 度数分布表とヒストグラム |
10. | 代表値 |
11. | 散布度 |
12. | 正規分布と相対的位置① |
13. | 正規分布と相対的位置② |
14. | 相関 |
15. | 心理統計の基礎のまとめ |
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準備学習のアドバイス |
前回の学習をふまえて次の学習を行うことが多いので、毎回の内容をしっかり身につけておくこと。 後半では実際の計算や表の作成などを行うので、電卓(簡単なもので可)と定規を準備すること。 |
成績評価方法と評価基準 |
前半と後半でそれぞれ試験を行う。2回の試験の合計で評価する。 |
連絡先(メールアドレス) |
研究室: F棟3階奥F303 電子メール: kurasawa@shiraume.ac.jp |