◆授業科目の目的◆
病弱教育の歴史経緯を把握し、病気の子どもの教育の現状と課題について知る
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◆授業科目の到達目標◆
①病弱児教育の歴史と現状を理解する。 ②各種慢性疾患児の指導上の配慮と留意点を理解する。 ③生と死の教育に関する授業づくりについて知る。
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◆授業の概要(テーマ)◆
病弱とはどういう状態であり、特別支援教育の一領域に位置づけられてきた経緯を歴史的に把握するとともに、主要な慢性疾患(心臓疾患、腎臓疾患、筋疾患等)を抱えて学ぶ病気療養児の教育的支援の現状と課題を概説する。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 小児医療の現状と病弱教育 |
2. | 病弱教育の歴史(1)明治~昭和戦前期 |
3. | 病弱教育の歴史(2)昭和戦後期~平成 |
4. | 病弱特別支援学校の全国的実態と教育課程 |
5. | 病弱教育における自立活動の意義と役割 |
6. | ぜんそく児の理解と支援 |
7. | 腎疾患児の理解と支援 |
8. | 筋ジストロフィ児の理解と支援 |
9. | 小児がん児の理解と支援 |
10. | 超重症児の理解と支援 |
11. | 院内学級・訪問教育の現状と課題 |
12. | 生と死の授業をめぐって |
13. | 模擬授業①(学生発表) |
14. | 模擬授業②(学生発表) |
15. | 模擬授業③(学生発表) |
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準備学習のアドバイス |
病気の子どもの体験記、ノンフィクションなどを読んでおくと理解しやすいでしょう。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席及び小テスト、模擬授業での発表 |
テキスト |
特に指定しない。講義時に資料を配付する。 |