◆授業科目の目的◆
①小児慢性疾患の生理を理解する。 ②小児慢性疾患の病理を理解する。 ③小児慢性疾患を抱えて生活する子どもの心理特性を理解する。
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◆授業科目の到達目標◆
さまざまな病気を抱えながら学ぶ子どもたちの生命を守り、強めるための医学知識とスキルを身につける。
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◆授業の概要(テーマ)◆
病気療養児の教育では、病気についての医学的基礎知識が不可欠であり、緊急時の対応等も含め学んでおく必要がある。授業では、各種慢性疾患の医学的基礎を中心に概説し、病気を抱えながら生活する子どもの心理特性をふまえた配慮事項についても取り上げる。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 小児医療の現状と課題 |
2. | 筋ジストロフィの生理・病理① |
3. | 筋ジストロフィの生理・病理② |
4. | 腎疾患の生理・病理① |
5. | 腎疾患の生理・病理② |
6. | 小児ぜんそくの生理・病理① |
7. | 小児ぜんそくの生理・病理② |
8. | 小児がんの生理病理① |
9. | 小児がんの生理・病理② |
10. | 小児がんの生理・病理③ |
11. | 重症心身障害児の医療①脳性マヒ |
12. | 重症心身障害児の医療②てんかん |
13. | 超重症児の実態と在宅医療 |
14. | 出生前診断をめぐって①生殖医療と優生思想 |
15. | 出生前診断をめぐって②障害児の親になるということ |
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準備学習のアドバイス |
小児医療に関する新書等を読んでおくと理解が深まるでしょう。 生理学に関する入門的医学書(比較的安価なもの)も1冊買っておくと良いでしょう。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席とテスト、レポートの総合評価とする。 |