白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 専門ゼミナールIA 村田 務 前期 演習
◆授業科目の目的◆
 子どもと保育・教育に直接的に関わる領域の中でも、健康教育、体育教育、学校保健の領域を取り上げ、その研究分野について文献研究や研究方法の集中的な学習を行う。そのことにより、子どもと保育・教育についての深い理解と実践力・研究能力を培い、卒業研究をまとめる基盤となる能力を養成する。ここでは、保健指導・体育指導における教材の理解と、教材作成及び活用技法の習得に重点を置く。
◆授業科目の到達目標◆
1.保健指導・体育指導における教材について理解する。
2.保健指導・体育指導における教材・教具の作成技法を身につける。
3.自作の教材・教具を用いた保健授業・体育授業の指導法について習得する。

◆授業の概要(テーマ)◆
 保健指導・体育指導において効果的な教材・教具にはどのようなものがあり、どのような点に留意して作成したらよいか、について学ぶ。また、それらを用いた効果的な授業展開の仕方についても学ぶ。(1)実践記録をもとに、授業で用いられている効果的な教材・教具について調べる。(2)それらの成果をもとに、実際に教材・教具を作成する。(3)自作した教材・教具を用いて模擬授業を実践する。
◆授業計画と授業内容◆
1.ガイダンス
2.体育指導における効果的な教材・教具の理解
3.体育指導における効果的な教材・教具の作成と実践(凧あげ)
4.体育指導における効果的な教材・教具の作成と実践(三角木馬)
5.体育指導における効果的な教材・教具の作成と実践(ティーボール)
6.体育指導における効果的な教材・教具の作成と実践(プレルボール)
7.体育指導における効果的な教材・教具の作成と実践(フォークダンス)
8.保健指導における効果的な教材・教具の理解
9.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(エプロンシアター)
10.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(あっ、危ない!before & after)
11.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(健康増進替え歌)
12.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(手洗いチェッカー)
13.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(フリッカー値)
14.保健指導における効果的な教材・教具の作成と実践(血圧値)
15.まとめ

準備学習のアドバイス  保健指導・体育指導における教材・教具の理解や作成に参考となる文献や
資料は、E-217研究室に数多くあります。積極的に活用して下さい。
成績評価方法と評価基準  レポート点(30%)と平常点(70%)による。レポートは、保健指導・体育指導における教材・教具をテーマとして、独自性と創意工夫を重視して評価する。平常点は、討論での活動状況、出席、学習意欲等をもとに算出する。
テキスト 「健康教育学のレポート・研究論文とその書き方」(村田務,2007年)
連絡先(メールアドレス) 研究室:E-217、電子メール:murata@shiraume.ac.jp
関連科目 「保育内容 健康」「体育」「体育科指導法」