◆授業科目の目的◆
このゼミでは、自分の問題意識を追究していくこと、お互いに支える、支えられる経験をすることを目標とする。「障害を持つ」と言われる子どもと家族の理解と支援に関わることが共通テーマになると思われるが、テーマに向き合いながら、自分の考えや思いを形にしていくこと、ひとの考えや思いを大切にすること、そのうえで「適切に議論できること」を目指したい。
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◆授業科目の到達目標◆
自分の興味関心、疑問等を広げたり深めていく。 自分の興味関心や体験したこと、考えたことをことばにする(ことばで伝える、文章化する)。 ひとの発表を聞きながら、自分の意見や疑問をまとめる。それらを適切に伝えられるようにする。 自分の興味関心に関連する文献を調べる、まとめる。
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◆授業の概要(テーマ)◆
まずは各自の興味・関心・疑問について伝えあい、それに関連する本を調べ、報告する。各自の興味・関心に沿って、教員とともに現場(療育機関等)を訪問、そこで体験したことを報告しあう。各自が自分の体験やひとの報告を聞いて学ぶこと、それらをことばにして伝えること、まとめること、意見を出し合うことに力を入れたい。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 1回 オリエンテーション | | |
2. | 2回 各自の興味関心について報告 | | |
3. | 3~5回 各自の興味関心に沿って本を調べ、報告する | | |
4. | 6~8回 行きたい施設について調べ、報告する | | |
5. | 9~10回 施設・機関訪問 | | |
6. | 11~13回 施設訪問の報告 | | |
7. | 14~15回 前期のまとめ:興味関心がどのように深まったか | | |
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準備学習のアドバイス |
実体験からはさまざまなことが学べるが、それを風化させずに温めて自分のものにしていくためには、それを伝えること、違う意見に出会うこと、質問に答えること、文章化することが大切である。ひとに意見を伝えること、ひとに教えてもらうことに臆せず、貪欲に学んでほしい。お互いに違いを大切にしながら、自分独自のものをつかんでほしい。 |
成績評価方法と評価基準 |
ゼミへの主体的参加。自分の問題意識に真摯に向き合う姿勢、体験やひとの意見から学び取る姿勢を評価する。 |
テキスト |
ゼミの中で各自で本を選んで読んでいきたい |
連絡先(メールアドレス) |
n.ichikawa@shiraume.ac.jp |