白梅学園授業概要　【佐藤　正志】

サブタイトル		担当者	開講時間	授業形態	単位数
授業科目名	生活	佐藤　正志	後期	講義	２

◆授業科目の目的◆
　生活科の基本的な指導理念と意義及び指導に必要な基本的知識、指導目標、指導内容、指導方法、評価方法などを整理する。また、児童の学習意欲を喚起する観点に立って、教材開発の視点から身の回りの自然や社会などを見る見方や考え方を追究し、指導計画を作成する。

◆授業科目の到達目標◆
①今日の児童を取り巻く生活環境について、様々な角度から理解する。
②学習指導要領をもとに、生活科の目標や指導内容を理解する。
③生活科における具体的な活動や教材について理解する。
④生活科の学習理論に基づき、具体的な指導方法や評価方法を理解する。

◆授業の概要（テーマ）◆
　講義では、生活科が誕生した経緯を踏まえ、学習指導要領をもとに生活科の目標と内容を確認する。その上で、生活科の教材、指導理論、具体的な指導方法と評価方法について整理する。
　演習では、生活科の授業を構想して指導計画を作成し、指導や評価の在り方について討議する。
　最後に、生活科の課題について明らかにし、その克服策について考察する。

◆授業計画と授業内容◆

１.	【講義】オリエンテーション、低学年の発達特性と生活科
２.	【講義】生活科教育の意義と生活科を支える教育理論
３.	【講義】生活科の目標とその構造
４.	【講義】生活科の教材と学習活動
５.	【講義】生活科の指導内容（１）～（３）
６.	【講義】生活科の指導内容（４）～（６）
７.	【講義】生活科の指導内容（７）～（９）
８.	【講義と演習】生活科の授業の構想Ⅰ　「生活科マップ」の作成を通して
９.	【講義と演習】生活科の授業の構想Ⅱ　「生活科暦」の作成を通して
10.	【講義と演習】生活科の授業の構想Ⅲ　「生活科ルーム」の設置計画を通して
11.	【講義と演習】生活科指導計画の作成Ⅰ　「目標と評価規準」を中心に
12.	【講義と演習】生活科指導計画の作成Ⅱ　「学習活動と教材」を中心に
13.	【講義】生活科の評価
14.	【講義】生活科教育の課題とその克服
15.	【講義】まとめと今後の生活科の展望

準備学習のアドバイス

　低学年の子供の発達特性に関する書籍に目を通しておいてください。
　また、身近な地域で、生活科の教材になりそうな自然環境、社会環境に目を向ける習慣をつけておいてください。
　それらをもとに、講義と演習を構成していきたいと考えています。

成績評価方法と評価基準

○筆記試験による生活科教育の理解度
○演習における生活科指導内容や指導方法の定着度

テキスト	○小学校学習指導要領　　○小学校学習指導要領解説　生活編 ○その必要な資料を印刷・配布する

連絡先（メールアドレス）

m-sato@shiraume.ac.jp