◆授業科目の目的◆
保育における言語表現はさまざまな場面で求められる。音声表現のみならず、書きことば、さらに言語行動表現にいたるまである。それらの関連する言語表現の能力の向上を目指していくことにおく。子どもたちにとっての言語の生活化へのガイドは保育者になることから、日々の生活のなかで豊かさに向かうべく、さまざまな言語表現への挑戦をしながら、受講者自身の言語表現力がたかめられることを意図している。
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◆授業科目の到達目標◆
言語表現力の幅を知らせたうえで、受講者個々人が高めたい言語表現力を一つは目標とさだめたところまで達成できるように養成プログラムを組んでいく。表現能力の養成のその後の過程についても理解できるような構成とする。限られた時間内にできることと、その後の自分でくみたてていくプログラムがたてられるようにする。仲間の表現力をも意識しながら仲間相互にたかめあえる基盤の形成にもおく。
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◆授業の概要(テーマ)◆
言語表現の基盤になるものを紹介することからはじめ、そのなかで学生自身の表現力を高めていけるように組んでいく。音声表現を手始めに、さまざまな言語教材のなかから一つを選択して、その習熟度を高めていくように演習実践を繰り返していく。音声表現、書き言葉での表現、言語の態度養成などは全員が一定のレベルになるようにしていく。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 言語表現の幅広さについて、音声表現、話しことば、書きことば、言語教材から、など。 |
2. | 音声表現を高めていく基盤と基礎について;よくひびく、よくとおる音声 |
3. | 個別の選択;言語表現の中かの選択、それぞれの分野の紹介 |
4. | 言語表現:絵本、紙芝居の読み聞かせ、素話 |
5. | 言語表現:パネルシアター、ペープサート |
6. | 書きことばと言語行動、実践のなかから学ぶ |
7. | まとめの表現ー1、個別、グループ発表:評価と課題の明確化 |
8. | まとめの表現ー2、個別、グループ発表:評価と課題の明確化 |
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準備学習のアドバイス |
出席を重視する積み上げていく方式をとるために出席をすること。自分が高めたい言語表現力をさだめて、その習熟を重ねていくことに喜びを見出してもらいたい。教員はその支援に最大限力を発揮していきたい。自らの秘めたる力を見出してもらいたい。したがって、この授業時間のみではなかなか達成できないので、発声については日々のなかで積み上げていくこと、練習した人には、必ずその効果がでます。地道な努力を重ねてください。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席を重視する。積み上げていく方式をとるために出席をすること。その人の達成度によって評価をする。 |
テキスト |
表現分野によってことなるために、選択した人たちに適宜紹介する。 |
連絡先(メールアドレス) |
sassa@shiraume.ac.jp |