◆授業科目の目的◆
子ども学の探求を行う。子どもをとりまく社会、人間関係、文化面など、その「学」をに探求する切り口は幅広い。テーマにそって掘り下げながら、そこで見出した内容について、個別あるいはグループで論文にまとめていく。仲間たちの論題についても学びあう。社会のなかでの「子どもをみる」ということを掘り下げていくことにおく。
|
◆授業科目の到達目標◆
個人の卒業論文をまとめることと、仲間たちの卒業論文から学ぶことを通して、子ども学の広がりを知ることと、創ること表現する力量の向上におく。
|
◆授業の概要(テーマ)◆
文献検索、さまざまな保育・教育・子育て支援現場などでの体験を重ねながら、自らの課題と仲間の課題について、ともに学びあうことにおく。 1年間を6つの節に分けて行う。1つめの節として前期の15回。2つめの節としての合宿(夏期間)3つめの節として、白梅祭などの活動とそのまとめ活動。4つめの節としての卒業論文提出まで。5つめの節としての白梅子ども学会発表;発表表現方法も学ぶこと。6つ目の節としての総まとめ、とする。 節目の3から4は同時進行になる。なお、上記の合宿の内容はその後も継続的に行う。
|
◆授業計画と授業内容◆
1. | 2010年度に体験などで学んだ内容から、みずからの目標を設定し、個別のプログラムを設定し、その内容の実践 |
2. | 共同で学び合い、まとめていく活動の実践 |
3. | 卒業論文の準備としての文献検索と得た内容についての発表 |
4. | 卒業論文の構成の検討 |
5. | 保育・教育者としての質に向かうプログラムの実施 |
6. | (1)音声表現力の養成 |
7. | (2)さまざまな教材の作成と選定(絵本ほか) |
8. | (3)場のなかで動けるようになることへのプログラムの実施 |
9. | (4)そのほか |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|
準備学習のアドバイス |
それぞれの課題については、検索、まとめ、表現までの過程がある。事前準備を丁寧に行い、学んだことを表現していく場がゼミの時間帯としてもらいたい。事後については、ゼミの時間帯で得たことをふりかえり、そこで得られた内容についてふりかえりなどを行う。課題については、きちんとまとめていくという習慣をつけていくこと、表現しながら学ぶことが重要で、すすめたこと、考えたことは失敗ではないととらえて動いてもらいたい。 |
成績評価方法と評価基準 |
出席と課題の遂行過程、及びそれらの成果、内容を重視する。 |