◆授業科目の目的◆
更生保護制度の概要や基本的用語を理解した上で、その実態、課題、対策などを検討していくとともに社会福祉士として活動するために必要となる更生保護に関する基礎的な知識の習得をめざす。
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◆授業科目の到達目標◆
・ 更生保護制度における基本的用語を理解し、その意味を説明できる。 ・ 更生保護制度の種々の手続きについて、その対象、具体的内容を説明できる。 ・ 更生保護の事業に関わる人々や、更生保護領域に関連する機関の概要を説明できる。 ・ 更生保護の意義や課題について討議できる。
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◆授業の概要(テーマ)◆
各回のテーマに基づき、知識を習得し、課題の検討を行う。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 犯罪の動向、更生保護の意義 |
2. | 刑事司法の流れ、更生保護の機構 |
3. | 仮釈放手続き、生活環境の調整 |
4. | 保護観察の概要 |
5. | 保護観察対象者の特性 |
6. | 保護観察処遇 |
7. | 更生緊急保護 |
8. | 更生保護施設 |
9. | 更生保護における近年の動向(福祉との関係) |
10. | 犯罪被害者等施策 |
11. | 犯罪予防活動、民間協力組織 |
12. | 医療観察 |
13. | 関係機関との連携 |
14. | 更生保護の課題と展望 |
15. | まとめ |
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準備学習のアドバイス |
参照資料は下記のとおり。 『更生保護制度』新・社会福祉士養成講座20、中央法規(2009)1680円。 『更生保護』(MINERVA社会福祉士養成テキストブック)ミネルヴァ書房 (2009)2310円。 『更生保護制度』(社会福祉士シリーズ 20)弘文堂(2009)2625円。 |
連絡先(メールアドレス) |
tatsuno@kokushikan.ac.jp |