◆授業科目の目的◆
現代社会において生活保護受給者や障害者、母子家庭、若者無職者などの職業的自立が、大きな課題となっている。そのような現状を踏まえて、雇用と就労に係わる法律や制度を理解し、就労支援に係る専門職の役割と実際、組織や団体との連携について学び、当事者への相談援助や就労支援サービスについて理解を深めることを目的とする。
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◆授業科目の到達目標◆
・雇用・就労の動向を理解し、就労支援制度の概要について学ぶ。 ・就労支援に係わる組織・団体、専門職の役割とその実際について理解する。 ・就労支援に係わる相談援助の内容と、必要とされる専門知識、実践内容について理解する。
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◆授業の概要(テーマ)◆
・就労支援サービスについて、相談援助職としての理論や法制度などの知識の習得と援助 の実際を理解するため、以下の授業計画に沿って学びを深める。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 働くことの意義と就労支援について |
2. | 雇用・就労の動向と労働に関する法律・制度について |
3. | 就労支援制度の概要 (1)生活保護受給者における就労支援制度 |
4. | 就労支援制度の概要 (2)障害者福祉政策における就労支援制度 |
5. | 就労支援制度の概要 (3)その他の福祉政策における就労支援制度(母子家庭、若者無職者、刑務後など) |
6. | 就労支援に係わる組織・団体の役割と実際 |
7. | 就労支援に係わる専門職とその連携について |
8. | まとめ (期末試験) |
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準備学習のアドバイス |
新聞やテレビ、インターネットなどから現代社会における雇用と労働についての情報を得て、様々な就労についての課題に興味を持って取り組んで下さい。身近な若者のフリーターやニートの問題についても視野を拡げて、理解を深めることを積極的に行って欲しいと思います。 |
成績評価方法と評価基準 |
毎回の授業でリアクションペーパーを提出してもらい平常点とし、期末テストに加味にて評価します。 |
テキスト |
教員作成のプリントを使用します。必要な場合については、参考書は授業時に提示します。 |