◆授業科目の目的◆
介護に関する基本的理念および介護の展開方法を修得させる。介護の目的である自立支援、利用者本位、利用者の自己実現をめざし、生活の質を高める手法を修得させる。介護をめぐる関係職種との連携について理解させる。介護保険サービスの内容を理解しその適用方法について理解させる。
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◆授業科目の到達目標◆
介護の理論、援助方法論と応用方法を修得する。介護の対象となる人々を全人的に理解する。さらに、介護の対象となる人たちの身体的、精神的、社会的特徴を理解する。介護をめぐる関係領域との連携方法やチームワークの取り方について修得する。介護保険サービスの内容と適用方法を理解する。
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◆授業の概要(テーマ)◆
介護の理論と介護援助の方法の理解。介護の対象となる高齢者や障害者の身体的、精神的、社会的特徴、介護を必要とする人々の尊厳の尊重と人権擁護についての介護援助の理論と方法を理解する。介護にかかわる専門職種の役割と機能や連携方法を学ぶ。介護保険サービス内容の理解。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 介護の目的 介護の定義 根拠法律に関する理解する |
2. | 介護の領域 関係領域との連携について理解する |
3. | 介護の原則 利用者本位 人権尊重について理解する |
4. | 介護援助関係 対人援助技術について理解する |
5. | 介護援助技術① 観察 記録 介護ニーズのとらえ方を理解する |
6. | 介護援助技術② コミュニケーション技術 |
7. | 介護の対象理解① 認知症の人および家族の理解 |
8. | 介護の対象理解② 障害者および家族の理解 |
9. | 介護における包括的生活支援方法の理解(ICF理論) |
10. | 介護保険の理解と介護をめぐる専門職とのチームワーク |
11. | 介護保険と介護 自立支援と生活の質 |
12. | 個別介護計画とケアプラン ケア会議の進め方 |
13. | 福祉用具の使い方 |
14. | 終末ケアにおける尊厳の尊重 |
15. | まとめ |
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準備学習のアドバイス |
介護をめぐる状況は日々変化しています。マスメデイア報道にも関心をもち自分たちの身近な課題として位置づけて学んでください。 |
成績評価方法と評価基準 |
ペーパーテストや小レポートによる。 |
テキスト |
社会福祉士養成講座13巻 高齢者に対する支援と介護保険制度p(中央法規出版)前期 「高齢者福祉」と同じものを使用します |
連絡先(メールアドレス) |
sekiya@shiraume.ac.jp |