◆授業科目の目的◆
作品を正確に読み、使用された言葉やイメージから作品の隠された意味を忖度できるようにする。語り手の心理や作者の意図を想像し、作品の背景や作者を取り囲む環境について明らかにしながら作品をトータルに評価し、作者の歴史的位置について考える。
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◆授業科目の到達目標◆
作品を正確に読める。 使用された言葉やイメージから作品の構築する世界を想像でき、評価できる。 作品の歴史的背景、作者を取り囲む環境を明らかにし、作品、作者を歴史的に位置づけることができる。
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◆授業の概要(テーマ)◆
上記目標を達成するために、具体的な作品として、アメリカの小説家F.スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』を取り上げる。授業は、受講者がその時間の該当章を読んでいることを前提に進める。全9章の小説を1章ずつ読み進め、それぞれの時間は、まず内容の確認、感想からはじめ、その上で、気になる個所から章全体の隠れた意味を探っていく。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 授業の説明と導入、作者の説明 |
2. | 1章の読解 |
3. | 2章の読解 |
4. | 3章の読解 |
5. | 4章の読解 |
6. | 5章の読解 |
7. | 6章の読解 |
8. | 7章の読解 |
9. | 8章の読解 |
10. | 9章の読解 |
11. | テーマ解釈1 |
12. | テーマ解釈2 |
13. | テーマ解釈3 |
14. | まとめ1 |
15. | まとめ2 |
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準備学習のアドバイス |
授業に出席するには、かなわず当該章を読んでおくこと。読む際には、わからない語句をできるだけ調べておく。授業後には、再度読み直してみる。事前読みとは違った印象を受けたら、メモしておくこと。 |
成績評価方法と評価基準 |
授業中の発言(平常点20%)とレポート(80%)で評価する。 |
テキスト |
F.スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』(野崎 孝訳) 新潮社 <生協で購入のこと> |
連絡先(メールアドレス) |
nakajima@shiraume.ac.jp |