白梅学園　授業概要（シラバス）２０１２
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽IＢ 稲村　敬子、大澤　美紀、長永　理恵、小西　千鶴、島田　東史子、民秋　彩、中瀬　千央、冨士　素子、舛本　清美、松本　宏子、港　理々子 前後期 演習 １
◆授業科目の目的◆
幼児や小学生を対象に、音楽活動を展開させるに足る基礎的な音楽能力を
獲得できることを目的とします。
◆授業科目の到達目標◆
初学者においての到達目標をバイエルをめやすにすると「バイエル１００番」の完成に置きます。
鍵盤楽器の初学者・初心者に、きちんとした力を習得してもらうことのみでなく、中級・上級レベルに
いる受講生についても充実したプログラムで進めていきます。
◆授業の概要（テーマ）◆
（通年ではあっても隔週のため全部でわずか15回のみの授業回数となりますが）時間をフル活用して自習することを勧めます。
初学者の場合、前期７回でバイエル終了のレベルまで進むことが目標です。後期の
６、７回でソナチネ１番や幼児曲をてがける等、幅広く行っていきます。
◆授業計画と授業内容◆
１.バイエル４０番程度のレベルの学習。
２.バイエル６０番程度のレベルの学習。
３.バイエル７０番程度のレベルの学習。
４.バイエル８０番程度のレベルの学習。
５.バイエル９０番程度のレベルの学習。
６.バイエル１００番程度のレベルの学習。
７.実技試験（各自が到達した曲を演奏する）
８.初学者は残りの授業において、ソナチネや幼児曲の学習を目標に受講する。
９.ソナチネ１番を終了した人は次なる２曲の完成をめざす。
10.自分が表現したいと思うピアノ曲にとりかかり、上達をめざす。
11.難易度の高い曲のみならず、色々な楽曲を経験することも重要です。
12.ソナチネを完了した人は、「ソナタ」等のレベルへ進むとよい。
13.ソナタやロマン派の難曲へ進む人は、「ゴリウォーグのケークウォーク」等をてがけるといいでしょう。
14.テキスト中のハイレベルな曲で、しかも聴いたことのない未知の楽曲へ挑戦してみましょう。
15.実技試験（各自が到達したレベルの楽曲を演奏する）。

準備学習のアドバイス 授業回数は１年間に１５回（年間３０回の授業を隔週で行うため）の
中で「ソナチネ1番」の完成は至難の業といえますが、「バイエル100番」の次に来る「ソナチネ」を最終目標として頑張ってもらいたいと思います。
毎回の実技授業を大切に受けてほしいと思います。
成績評価方法と評価基準 平常点（授業への姿勢と出席点）が80％、実技試験20％の割合で
評価します。バイエル100番と幼児曲1曲の完成で「Ｃ」、曲数と曲のレベルも加味してＢ，Ａ，Ｓの評価が適用されます。
テキスト 初学者初心者は「ＰｉａｎｏＬｅｓｓｏｎ初級」を購入。それ以外の人は「演奏力Ｕｐのためのﾋﾟｱﾉ名曲集」を使用。全員「子どもの歌」を使用。
連絡先（メールアドレス） akiyama@shiraume.ac.jp
関連科目 「音楽ⅠA」