白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 音楽IA 秋山 治子 前後期 演習
◆授業科目の目的◆
小学校から高校までを通して、音楽を学習してきた学生が、子どもを前に自信をもって音楽教育活動を行うことができるための知識・技能等を身につけ、更に「指導計画」等を実践できる方向で音楽力を身につけることを目的とする。
◆授業科目の到達目標◆
本授業を受けることにより、「音楽することは楽しいものである」という考え方を持つことができるよう
になり、音楽の良さ・楽しさの理解をめざしています。基礎的な技能と知識を得ることにより、音楽の本質により近づくことができるよう期待します。トレーニングタイムはほぼ毎回取り入れます。

◆授業の概要(テーマ)◆
音楽理論の理解とその実践ができるようになる(半期の組み合わせになっている「音楽B」の授業において「1A」で培われた知識・技能の発揮をめざします)。音楽を「単に実践するもの」から「人間関係における存在」であることにも気づいてもらえることを目指しています。
◆授業計画と授業内容◆
1.子どもの歌曲及び合唱曲を歌う実践を通して、音楽の基礎知識を得、それを活かす力を得る(楽譜及び音楽の理解)。
2.同上(2)。 声(とキーボード)で音程をつかむ(音程に関する基礎理解)。
3.同上(3)。 両手で拍打ち+声でリズム唱をする(リズム・拍子に関する基礎理解)。
4.同上(4)。 声(とキーボード)で旋律をつかむ(旋律に関する基礎理解)。            
5.同上(5)。 声と記譜により旋律をつかむ(旋律に関する基礎理解)。
6.同上(6)。 キーボードまたは鍵盤でコードをつかむ1 (ハーモニーに関する基礎理解)。
7.同上(7)。 コードネームの基礎学習 1、(和音とは、コードとはの学習)。
8.音楽の歴史概説。(この回は前半クラスと後半クラスが、夏季休暇を挟む形で行われるため歴史に関する講義で基礎知識の修得を図ります。
9.子どもの歌曲等の実技を通して、音楽の基礎知識を得、それを活かす力を得る。コードネームの基礎学習 2、
10.同上(2)。コードネームの基礎学習3。ハ長調。メジャーとマイナーコードの実践。
11.同上(3)。コードネームの基礎学習4。ニ長調他。
12.同上(4)。コードネームの基礎学習5。ヘ長調他。
13.同上(5)。コードネームの基礎学習6。イ短調。 
14.同上(6)。コードネームの基礎学習7。変ロ長調、ロ短調他。
15.全体のまとめとしての試験。(授業シートの提出)。

準備学習のアドバイス 音楽の基礎力と理解力を積極的に学んでほしいです。
成績評価方法と評価基準 平常授業への姿勢と出席を重視(欠席・遅刻は減点対象)します。小テスト及びグレード別の後期試験で評価。授業シートは評価の参考にします。
テキスト 『子どものうた楽譜集2』秋山著(小学館)
連絡先(メールアドレス) akiyama@shiraume.ac.jp
関連科目 「音楽ⅠB」