◆授業科目の目的◆
前期の学習を踏まえ、後期は、”大人社会の暴力性”について、その背景をなす現代社会と子どもの実情を個別に調査し考察を深める。 また、子どもへの”伝達”の問題について、理解し意識化を図る。
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◆授業科目の到達目標◆
”大人社会の暴力性”の社会的背景を知る。 その渦中にある子どもの問題と対応について理解する。 子どもへの”伝達”の問題、媒体としての絵本の問題を考える。 基礎的情報リテラシーを習得する。必要な文献を手に入れ、それに基づく資料を作る。
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◆授業の概要(テーマ)◆
前期に洗い出した子どもに対する”大人社会の暴力性”(児童虐待・離再婚・社会環境・戦争など)について、その実態・社会的背景・対応策その他をグループ別に調べて、文書に纏め発表する。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | ゼミIIの進め方 (前期テーマの確認と後期授業の目的の確認) |
2. | ”大人社会の暴力性”の問題に迫るための方法について考える。 |
3. | *文献調査の方法(情報リテラシーの基礎) |
4. | グループ別学習:テーマと方法の再確認 |
5. | テーマに関わる絵本の収集と分析 |
6. | グループ別学習:テーマと現代社会 ①実態調査 |
7. | テーマと現代社会 実態の報告 |
8. | グループ別学習:テーマと現代社会 ②問題の生じる原因・社会的背景 |
9. | テーマと現代社会 問題の生じる原因・社会的背景の報告 |
10. | グループ別学習:テーマと現代社会 ③解決のための方策・社会的対応システム |
11. | テーマと現代社会 解決のための方策・社会的対応システムについての報告 |
12. | テーマと調査結果のまとめ |
13. | “大人社会の暴力性”と子どもたちへの対応 |
14. | 絵本の有効性について |
15. | 後期授業のまとめ |
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準備学習のアドバイス |
後期は調査し、発表する形で進める。また様々な文献を読むことで、論理的に考えることの重要性を認識できるようにしたい。 図書館の利用に馴れておきたい。 リテラシー関連は、前期と同様、授業に折り込みながら進める。 |
成績評価方法と評価基準 |
期末レポート、授業への参加・積極性、提出物などの総合評価。 |
連絡先(メールアドレス) |
研究室:F‐224 電子メール:kuboki@shiraume.ac.jp |