◆授業科目の目的◆
大学で学ぶべきことの一つに、レポートや論文のような長めの論理的な文章を書くことがある。短いメールやツイッター発信には慣れていても、長い文章を書くことには苦手意識を持つ学生も多い。長文を書くことに慣れるための第一段階として、本ゼミナールでは「とにかく書いてみる」ことから始めて、徐々に長さや種類を増やしていき、書くことへの抵抗をなくしていくことを目的とする。
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◆授業科目の到達目標◆
1.作文への苦手意識をなくし、400字程度の文章が苦労なく書けるようになる 2.文章を読みやすく面白くするいくつかのこつを覚える 3.他人の文章を読んでほめることができるようになる
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◆授業の概要(テーマ)◆
自分が文章を書くときに参考になりそうなさまざまなタイプの文章を読むこと、さまざまなタイプの文章を書くこと、ほかのゼミ生の文章をほめることを通じ、書くことへの抵抗をなくしていく。なお、以下の授業計画は、学生の興味関心、トレーニングの到達度などにより変更がありうる。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | イントロダクション 今後のスケジュール 自己紹介 |
2. | サンプル1を読む ディスカッション |
3. | 《課題1 自己紹介文 提出》 |
4. | サンプル2を読む ディスカッション |
5. | サンプル3を読む ディスカッション |
6. | 《課題2 私の好きなもの 提出》 |
7. | サンプル4を読む ディスカッション |
8. | サンプル5を読む ディスカッション |
9. | 《課題3 手紙 提出》 |
10. | サンプル6を読む ディスカッション |
11. | サンプル7を読む ディスカッション |
12. | 《課題4 人物描写 提出》 |
13. | サンプル8を読む ディスカッション |
14. | サンプル9を読む ディスカッション |
15. | 《課題5 レクチャーの報告 提出》 |
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準備学習のアドバイス |
機会をとらえてさまざまなジャンルの文章を読み、場合によっては書き写すこと。課題だけでなく、日記、メールなど自分でも自主的に書くこと。 |
成績評価方法と評価基準 |
ゼミナール形式の講義への積極的参加(単に出席だけでなく)、課題提出状況(回数だけでなく、長さ、形式、内容などの基準を満たしているか) |
テキスト |
特に指定しない。授業内で参考書を紹介する。 |