白梅学園 授業概要(シラバス)2012
サブタイトル 担当者 開講時間 授業形態 単位数
授業科目名 基礎ゼミナールI 多喜乃 亮介 前期 演習
◆授業科目の目的◆
小人数形式の授業を通して、あらゆる学びの基本となる「相手の話を聞く」力と「自分の意見を発言する」力を高めることを目的とする。講義を聞くとき、ただ何となく聞いていて、後で振り返ると何も頭に残っていないことがある。発言を求められて、何も話せずに時が過ぎてしまうこともよく見かける。ここではまず、言葉に乗せられたメッセージを聞きとる練習と、自分の考えをまとめる練習を行う。
◆授業科目の到達目標◆
相手の話しの内容をしっかり聞きとることができるようになる。
自分の考えを整理して話すことができるようになる。
課題図書の内容を紹介することができるようになる。

◆授業の概要(テーマ)◆
演習形式の授業であるから、参加者が授業内で課題に取り組み、互いに学び合う形式を用いる。まず自己紹介から始める。次に、課題図書や新聞記事を用いて、それぞれが関心を持った記事を紹介し、それについての意見を交換する形式を取る。「~さんと同じで…」といった決まり文句で始めてしまうことが多いが、この場では「~さんは…ですが、私は…です」といった表現になることを目指す。
◆授業計画と授業内容◆
1.自己紹介
2.高校時代までに取り組んだこと
3.大学生活に期待すること
4.卒業後に取り組んでみたいこと
5.まとめ1  ここまでのゼミ活動に対する自己評価
6.聞く練習1:社会面の新聞記事を聞き要約する
7.発言練習1:社会面の新聞記事に対する各自の意見を発言する
8.聞く練習2:政治・経済面の新聞記事を聞き要約する
9.発言練習2:政治・経済面の新聞記事に対する各自の意見を発言する
10.まとめ2  ここまでのゼミ活動に対する自己評価と各自の課題設定
11.聞く練習3:課題図書の概要を聞き、要約と質問を作る
12.聞く練習4:課題図書の概要を聞き、要約と質問を作る
13.発言練習3:課題図書に対する質疑応答を行う
14.発言練習4:課題図書に対する質疑応答を行う
15.まとめ3  授業目標の達成度に対する自己評価

準備学習のアドバイス 事前学習は、新聞記事を毎日読むようにする。
課題図書リストから一冊選び、概要をまとめる。
事後学習では、自分が聞き取れなかった内容に関する語句を調べ、どのような意味や使い方かを調べてまとめておく。
成績評価方法と評価基準 ゼミ活動に対しする積極的な参加と授業目標の達成度を評価 (70%) すると同時に、まとめ1~3で振り返った自己評価の内容(レポート形式)を評価(30%)する。なお、欠席・遅刻は一回につき2点分の減点とする。
テキスト
連絡先(メールアドレス) takino@shiraume.ac.jp
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