◆授業科目の目的◆
子ども、青年、壮年世代、高齢者、障害児・者の家族、園・学校、地域における人と人とのふれあいについて、その基本的あり方ともに、社会福祉学、社会学、心理学、医学など学際的な学問の成果を理解する。また、実践的、臨床的な研究アプローチを含めた多様な方法論を知り、現代社会が抱える諸問題と、その解決法について、真摯に考え、その理論と実践の方法を修得する。
|
◆授業科目の到達目標◆
世代間交流研究や実践の手順や進め方を身につけることを目標とする。特に、子ども、青年、壮年世代、高齢者、障害児・者の家族、園・学校、地域における人と人とのふれあいについて、その基本的あり方ともに、社会福祉学、社会学、心理学、医学など学際的な学問の成果を理解し、実践的、臨床的な研究アプローチを含めた多様な方法論を知り、その特定のものについて習熟し、その方法論を修得する。
|
◆授業の概要(テーマ)◆
本授業では、子ども、青年、壮年世代、高齢者、障害児・者などの世代間交流について、家族・学校・地域などを中心とした、社会福祉学、社会学、心理学、医学など学際的な知見や方法論を理解して、コースワークを行う。また、関連したテーマの先行研究をレビューし、そのレビューに基づいた討論を行うとともに、報告の仕方についても修得する。
|
◆授業計画と授業内容◆
1. | オリエンテーション(参加者の関心や、問題意識を聞き取り、文献を決定する) |
2. | この分野の研究や実践の現状を概観する。 |
3. | 世代間交流とソーシャル・キャピタルを考える |
4. | 世代間交流の学際性 |
5. | 外部講師による世代間交流実践の事例紹介1 |
6. | 世代間の相互学習・相互支援の視点 |
7. | 外部講師による世代間交流実践の事例紹介2 |
8. | プロダクティビティーの視点から見た高齢者の次世代支援 |
9. | 外部講師による世代間交流実践の事例紹介3 |
10. | 命の継続発展と世代間交流 |
11. | 地域再生と行政の転換 |
12. | 世代間交流・支え合い・統合ケアーと縦割り制度 |
13. | 教育現場における世代間交流課題 |
14. | 子供を産み育てる価値観とその伝承 |
15. | 結びー参加者が世代間交流学の学問、そして実践の可能性を提示し、討議する。 |
|
準備学習のアドバイス |
1 予習・復習をする。 2 ノートを作る。 3 図書館と仲良くする。 4 関連文献、書籍を読む。 5 インターネットを利用して、文献検索をする。 6 コンピューターになれる。 7 発表のレジュメやレポートをワープロを使って、作成する。 8 やむ終えなく遅刻、休んだときは、教員または友人に、その時間の学習内容を詳しく聞き、自習しておく。 |
成績評価方法と評価基準 |
発表、質疑、討論への参加および最終レポート、ノートなどを総合的に評価する。 |
テキスト |
世代間交流学の創造 あけび書房 参考書:世代間交流効果ー人間発達と共生社会づくりの視点から 三学出版 |
関連科目 |
「世代間交流論」とで、世代間交流コーディネーター資格を取得できる。 |