◆授業科目の目的◆
1年次では、主に自分自身のことや身の回りのことをドイツ語で表現し、情報を交換するという体験を重視しましたが、2年次ではそれらに加え、私たちを取り巻く社会の様々な出来事や問題にも目を向け、より複雑なテーマについても、文章を読み、自分の考えをまとめ、文章や口頭で人に伝え、人の意見に耳を傾け、ディスカッションを行えるよう、一層のドイツ語使用体験を重ねて行きます。
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◆授業科目の到達目標◆
1年次と同じく「実際にドイツ語を使う」ということに重点を置いて授業を進めますが、より複雑なテーマについてドイツ語でのやり取りを行うためには、一層の文法や語彙、正確な発音の習得が不可欠です。正確さと流暢さの両立を目指して、積極的にドイツ語を使っていきましょう。
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◆授業の概要(テーマ)◆
一年次と同じく、担当者が作成したオリジナルの教材や、Web上の様々なリソースを活用し、ドイツ語に触れる、ドイツをで表現する、ドイツ語で考える、という経験を一つ一つ重ねて行きます。履修者の進度や要望によって内容・順序が変わることもありますが、概ね以下の要領で授業を進めます。
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◆授業計画と授業内容◆
1. | 前期の復習 |
2. | 夏休みの思い出を動画にしよう(1) |
3. | 夏休みの思い出を動画にしよう(2) |
4. | 夏休みの思い出を動画にしよう(3) |
5. | 新聞記事を読んでみよう(1) |
6. | 新聞記事を読んでみよう(2) |
7. | 新聞記事についてディスカッションをしよう(1) |
8. | 新聞記事についてディスカッションをしよう(2) |
9. | ホテルの予約をとってみよう(1) |
10. | ホテルの予約をとってみよう(2) |
11. | ホテルの予約をとってみよう(3) |
12. | 日本文化紹介の記事を書いてみよう(1) |
13. | 日本文化紹介の記事を書いてみよう(2) |
14. | 日本文化紹介の記事を書いてみよう(3) |
15. | 後期のまとめ |
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準備学習のアドバイス |
基本的には、1年次にドイツ語を履修済みであることを前提に授業を進めます。未習者でも履修は可能ですが、相応の努力が必要です。その場合には必ず、以下の教科書を事前に購入し「アルファベート」「動詞の現在人称変化(1)」「人称代名詞」「前置詞」「話法の助動詞」「完了形」などを理解しておいてください。 |
成績評価方法と評価基準 |
期末のテストは行わず、出席状況、小テストの結果、および授業外学習の場として利用するSNSでの活動状況を見て総合的に判断します。 |
テキスト |
三瓶慎一『CDで学ぶドイツ語[改訂版]』(白水社) |
連絡先(メールアドレス) |
hamano@a3.keio.jp |